伏見の隠れ家!マニアックな手打ち蕎麦店!種類豊富な蕎麦メニューが魅力的「 いまふく」

伏見区、師団街道沿い京阪藤森駅と深草駅の丁度中間ほどに手打ち蕎麦を食べさせるお店「いまふく」のご紹介なり。

目次

マニアックな手打ち蕎麦店

手打ち蕎麦を食べさせるお店「いまふく」のご紹介。伏見区の師団街道沿いで、京阪藤森駅と深草駅の丁度中間ほど。ま、京都駅より北側の京都市民の方々にわざわざ来い!とは言いにくいのですが、一度で好きになったのだ。 かなり!気合を入れご紹介。

ランチ予約はオープン時間の入店、且つランチのお任せセットをお願いする場合のみOK。¥2800と¥3800の2種があるのですが、開店直前だったので¥2800のみOKでした。藤森駅からは徒歩10分足らず。
和風だが目立たない佇まい。が、注視すると小さな、且つかなり妙な看板がある。

本日の蕎麦メニューが異常に種類豊富。細打ちが3種、黒?が1種に、熟成が1種、粗挽きが2種、それに蕎麦掻き!という私が過去来た蕎麦店最強状態。すげえなあと思いつつ店内に。

カウンター席が3席、テーブル席は4人掛け1、2人掛け2、全11席のミニマム店内。ご夫婦なのか柔和で腰の低いご主人、ほっこりサービスの女性の2人体制。こういう蕎麦サンプルを眺めつつ、まずはお酒を注文。

日本酒メニュー。どうです、なかなか面白いでしょ?1合なのでお値段も非常に良心的。駅から歩いてきてほこほこしていたので、我々は蕎麦焼酎水割り・冷たい蕎麦茶割り(¥600)でゆるゆるとスタートなり!

ランチのおまかせがスタート。まずは有機野菜のサラダから。さらっとナチュラル系で。

特製寿司盛りがじゃじゃんと登場。右手から鰯押し寿司、カッパ裏巻き、中央はサーモンと鮪のちらし寿司(ゴマが効いている)、それにあなご押し寿司に鉄火巻。蕎麦店でこんなのありえるのかよ~、なのですが、それもそのはず、このお店は寿司店からの転身組。 
サラリーマンからの転身蕎麦店ではありえないしっかりさ。 ランチで盛り¥1000を注文すると、このちらし寿司がセットです。

これは呑まねば!と日本酒チョイス。ラベルが超あっさりですが・・・

福島は曙酒造の「天明 瑞穂黄金88」なり。甘味旨みしっかりバランス系ですなあ・・・・GOOD!です。 (我々が最後の1合) 確か¥700/一合なり。

揚げたて天ぷら。椎茸にゴーヤ、ニンジン(これが異常に旨かった)に茄子にカボチャに海老というゴールデンパターン。サイズは小ぶりですが充実感! 塩でも、しっかり目の天つゆでも。

速やかにお次の日本酒チョイス、京丹後の白杉酒造「ブラックスワン」なり。甘酸っぱい白ワインのニュアンスなのですが、度数は16度。旨いですなあ。。ランチなのを忘れそうなほどに汗汗。
いよいよお蕎麦登場。。お昼のお決まりは1人前で蕎麦ハーフサイズが1つ、という構成。2人なのでそれぞれ違う種類のをお願いしてシェアして味比べする作戦。

まずは長崎対馬産の細切り。十割の玄そばですが瑞々しい感じでGOOD!ですなあ。蕎麦のラザニアというか、平麺的な蕎麦刺しが必ずついてくるシステム。
蕎麦つゆは返しを利かせた醤油濃いタイプではないのですが、塩分程よく好み!な感じ。関東と関西の中間ほど。

こちらは栃木益子産の手挽き粗引き九割五分。腰超!しっかりでノックダウン! いやー、これは旨し。呆然としていると、ご主人が「半盛りでお好きな蕎麦を追加できますよ」とのことで、速攻半盛り注文。

今度は福井丸岡産の手挽き粗引き九割五分。腰は栃木、フレッシュ感は福井という感じですなあ。大満足なりでした。

蕎麦湯は、蕎麦粉をたんまり加えた重湯的なもの。卸し生姜を合わせているのが面白い! いやー、お腹パンパン!

甘いものも完備。蕎麦プリンに小豆ゼリー。最後までちゃんとしています。
蕎麦は熟成させているもの以外は毎日打っている変態店。、次回は夜訪問確実。
昼酒に相応し過ぎな一軒。近日、再訪している気がします!

手打ち蕎麦 いまふく 店舗情報

店名:手打ち蕎麦 いまふく
住所:京都市伏見区深草町通町26
営業時間:11:30~14:00入店 【金~日】18:00~21:00(L.O20:00) 
定休日:月曜日
TEL:075-643-1958