京都　大充実の和食ランチ　上桂の住宅街にたたずむ隠れ家「粲 （SAN)」

今日は、上等なとはいえそれほどお高くはない和定食系な気分だと意見一致。やってきたのが上桂。お店の名前は、少々難しい漢字で「粲」と書いてサンと読みます。辞書を引きますと、白く磨いた米、鮮やかさ、明るさ、笑う様子、清らかさ、というような意味があるようです。なんだかいいネーミングだなぁと思うわけで。
お店から少し離れた契約駐車場に2台分駐車場があるのが選定理由で、開店1時間ほど前に電話したら、当日ランチの予約が取れました。店内に。

靴を脱いで上る方式。入り口側はなんだかスタイリッシュで高級感のあるカウンター席になっておりまして・・・・

予約している者です～とお声掛けすると、奥の座敷に案内頂くわけで。こういう感じで掘りごたつ的な足を延ばしてゆったりできる席になっております。なんだか落ち着きますな。

ランチメニューがこちら。（お店の外にあったものですが、見やすく撮影できたのでこちらを採用）。あと一種「天ざる御膳」￥2200もスタンバっております。今回は、ほぼ即断即決で「天ぷら御膳」￥2500で決定！ということに。

で、こういうお店なので、アルコール類はしっかり完備しておりまして、いつものごとく・・・・

先にお願いしますね！ということで、「アサヒスーパードライ生」￥550を頂くわけで。しかし、何気にビール代が良心的！ですな。
日本酒メニューも確認するのですが・・・

これがですねえ、なかなかソソる＆お値段良心的なラインナップ～！。すべて一合価格でございます（超ニッコリ）。これは相方に遠慮しつつ、一合だけでも吞んでおこう！と決定。　日本酒メニューをじっと眺めているので「ご飯とお味噌汁はのちほどお持ちしましょうか～？」とお声掛け頂いて、それでお願いするのだ。

座って20分ほどで、御膳がドーンと登場。いやー、これは充実感アリ！ですな。「天ぷら御膳」￥2500のご飯、お味噌汁後バージョン。

天ぷらは海老にインゲン、椎茸に大葉、茄子に大葉というラインナップ。軽やかな衣でふわサックリ系。オーソドックスに大根おろし入り天つゆか、塩で頂く趣向。

脇を固める小皿に小鉢類、２時の方向から時計回りで、素麺と夏野菜のゼリー寄せ、お刺身は肉厚に切った鯛、それにハマチ各２貫、香の物は間違いなく自家製で乳酸発酵シッカリ。大根に胡瓜、人参、それに昆布の佃煮。　最後にしっかり量でまだホンノリ温かい～ダシ巻という布陣。どれも間違いありませんでした。

小鉢をアテにちびちびと昼酒を。広島から「雨後の月 純米大吟醸生原酒」￥1000/合を。こういう涼しげなガラスの酒器で出してくれます。フレッシュ感で伸びやかなさらっとした一杯。天ぷら用の塩で呑めますな。

で、ご飯とお味噌汁を出して貰い（漬物が美味しいので、ここまで我慢するのが大変）大充実ランチ完了。お味噌汁はなめこ、ワカメ、豆腐という間違いのない一品でした。ウマー！

なんだかゆったりと楽しめた良きランチになりました。普段の休日がちょっと良い休日になる良きお店です。また、ランチでお邪魔することになろうかと、御馳走様でした。