【京都三大古本まつり】世界遺産・下鴨神社の糺の森で毎年恒例「下鴨納涼古本まつり」が開催

「下鴨納涼古本まつり」は、京都三大古本まつりの一つで、毎年お盆の時期に世界遺産・下鴨神社の糺の森で開催されます。今年も掘り出し物がいっぱいの古本市でしたので、その様子をご報告します。

目次

糺の森に掘り出し物がいっぱいの古書が大集結

今回で第38回目を数える「下鴨納涼古本まつり」には、京都を中心に大阪、兵庫、奈良、三重から25店の古書店が大集結しました。

いずれの店舗もこの日の為に、選りすぐった秘蔵の一冊を持ち寄り、軒先で販売をしていました。

店主が自信を持っておすすめする名本ばかりです。

リーズナブルな古本もいっぱいで、値段の安さについつい何冊も手に取ってしまいます。

児童書コーナーも充実

「下鴨納涼古本まつり」では児童書のコーナーも充実しています。

人気の児童書がお手頃なお値段で販売されていますので、お子様連れで訪れるのもおすすめです。

昔懐かしい音楽CDの数々

今回の古本まつりで特に目についたのは音楽CDでした。

幾つかの店を渡り歩かなくても、古本まつりならお店が一堂に集まっているので助かるというのが愛好家の声で、皆さん、好みの音楽CDを見つけては買い物かごに入れておられました。

集印帖(スタンプラリー)

会場には遊び心いっぱいの「集印帖(スタンプラリー)」もあります。

会場内店舗で1000円以上お買い物をすると、お店の「印(スタンプ)」を貰えるのですが、これを集めると、以下の金額として会場内で使える金券が貰えます。

 ・5店舗の印を収集 400円
 ・10店舗の印を収集 1000円
 ・20店舗の印を収集 2200円
 ・会場内25店舗すべての印を集めると3000円!

果たして会期中に全25店舗すべての印を集める猛者はあらわれるのかどうか楽しみです。

喫茶コーナーでちょっと休憩も

会場ではドリンクと軽食を販売する喫茶コーナーも設けられています。

お茶席も用意されているので、こちらでちょっと休憩することも可能です。

コーヒーやフランクフルト、ドリンクにアルコール、そしてかき氷など、お祭り気分を楽しむこともできますので是非、お立ち寄りされることをおすすめいたします。

次回予告

今回の「下賀茂納涼古本まつり」と同じく、京都古書研究会が主催する次回の古本まつり「第49回 秋の古本まつり 百万遍 知恩寺」の宣伝看板がすでに立てられていました。

開催概要は以下の通りです。

<秋の古本まつり>
 ◇開催日時
  ・2025年10月30日(木)~11月3日(月祝)
 ◇場所
  ・百万遍 知恩寺

この時期には気温も過ごしやすくなり、秋の夜長の読書が楽しめるようになっていることでしょう。
秋の訪れが楽しみです。

基本情報

<第38回 下鴨納涼古本まつり>
 ◇日時
  ・2025年8月11日(月祝)~8月16日(土)
   10時~17時30分
   ※最終日16日は16時で閉場
 ◇場所
  ・下鴨神社 糺の森
 ◇主催
  ・京都古書研究会

アクセス

<下鴨神社 糺の森>
 〒606-0807
  京都市左京区下鴨泉川町59
  tel.075-781-0010 fax.075-781-4722
 ◇電車
  ・京阪電車:出町柳駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:一本松より 徒歩5分
  ・京都市バス:御影橋より 徒歩5分
◇駐車場
 ・ナシ
  ※下鴨神社の駐車場は参拝者用です。
   本イベント参加でのご利用はご遠慮ください。