創業70年余の今も愛される老舗の味
店内に飾られた古い白黒写真で、この店の昔の様子がうかがえます。さらに言うなら、HPの当時の店舗写真で店前を京都市電が走っていて、当時は白川通りにも線路があったのか、と驚き(笑)そんな歴史も垣間見える。
この日は休日の朝にお邪魔しましたが、車で買いに来る方やご近所らしき方で店内はにぎわっていました。こちらは朝6時から営業。最近のパン屋さんって、わりと朝ゆっくりスタートのお店が増え、早朝から営業してるのは老舗の証というか。そういう意味で朝型の人間にとっては貴重なお店です。
わりと昔からあるお店であることは認識していましたが、いろいろ分析しながら品定めするのは初めてです(笑)
こちらフランスパンは創業者が老舗パン屋『進々堂』で工場長を務めていた頃、「日本のフランスパンをつくる」という下命で考案したもの。ヤマダベーカリーを創業後もこの製法を守り続け、今も変わらぬ美味しさ。
こちらフランスパンは創業者が老舗パン屋『進々堂』で工場長を務めていた頃、「日本のフランスパンをつくる」という下命で考案したもの。ヤマダベーカリーを創業後もこの製法を守り続け、今も変わらぬ美味しさ。
塩バターロールは塩とバターのバランスのいいロールパンだが、会員制度があり会員だと少し割安に買える品。
最近京都ご当地パンとして知られるニューバードも。
ビーフカレーパンは牛肉と赤ワインを煮詰めて作った大人の味。
他、サンドイッチやロールパンサンドも充実。
で、いろいろ買ってみました。
お店の紙袋に『山田製パン所』とあり、そういえば昔は店名漢字だったような、と思い出してみたり。製パン所を名乗るのも老舗の証とも言えます。
今回はバゲット260円、塩バターロール90円、ニューバード200円、カレーパン200円をチョイス。
まずは塩バターロール。もっちりとした生地からじんわりにじむバターと粒状の塩が滋味深い味わい。
最近人気のニューバード。
中はシャウエッセン系のぷりっとしたウインナー。生地はカレー風味の黄色いやつ。わりと大き目で食べごたえあり。
ビーフカレーパン。
中には赤ワインのコクの効いた牛肉と細かい野菜たちの入ったカレールゥ。丁寧につくられた感ある美味しさ。
そしてバゲット。クープ(切れ目)が長く特長的。ドイツパンのような、ハードさともっちりと素朴な味わいでいかにも食事用のフランスパンといった風情。
どれも滋味深く、あまりゴテゴテと過剰に調味していないシンプルさがいい。案外そういうパンの方が長く愛されるのかも、と。お店の歴史までパンの味のエッセンスに。ご賞味あれ!
どれも滋味深く、あまりゴテゴテと過剰に調味していないシンプルさがいい。案外そういうパンの方が長く愛されるのかも、と。お店の歴史までパンの味のエッセンスに。ご賞味あれ!
ヤマダベーカリー へのツイート
今回の京都行きの目的であるヤマダベーカリーへ。 pic.twitter.com/uqpudGdmaI
— ウェルコギ (@welshfukuoka) 2018年7月8日
詳細情報
住所:京都市左京区浄土寺下馬場町87
電話番号:075-771-5743
営業時間:6:00~16:00
定休日 : 毎週火曜日、水曜日
公式サイト:http://yamadabakery.jp/#about
電話番号:075-771-5743
営業時間:6:00~16:00
定休日 : 毎週火曜日、水曜日
公式サイト:http://yamadabakery.jp/#about
白川通り、錦林車庫からさらに北へ。するとこんな赤いテントのベーカリーが。今年で創業71年だそうです。こちらも老舗ベーカリー。