京都の進化系立ち食いそば!行列必至の「すば」は平日夜がねらい目

2021年オープン以来、進化系立ち食いそばとして行列が絶えない「すば」。地方の食材や再構築したユニークなメニューがそろう注目店ですが、平日夜なら比較的スムーズに味わえます。

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行列必至の進化系立ち食いそば

2021年の大晦日にオープンし、瞬く間に行列の絶えない立ち食いそば店となった「すば(suba)」。

木屋町松原に店舗があり、2階で毎朝手打ちされるそばに、これまでのそば店とは一線を画す具材を組み合わせた独自のスタイルが特徴です。
食べログ百名店にも選ばれる実力派で、東京・渋谷には「SUBA VS」も展開。また、焼き鳥店「ソリレス」の姉妹店でもあります。

写真の通り、行列ができるのが常の人気ぶり。

間は混み合いますが、狙い目は平日の夜。20時を過ぎるとお客さんもまばらで、スムーズに入店できます。

立ち食いスタイルのそば店ですが、テーブルのように見えるのは実は工芸品。場所によっては斜めになっていたりして食べづらさもありますが、それもまた「すば」らしい体験です。

名物の「肉そば温泉玉子」をはじめ、「酢橘無花果」や「黒舞茸パルミジャーノ」など、趣向を凝らした創作メニューが並び、これまでのそば店とは一線を画します。お酒も自然派ワインやクラフトビールが揃い、季節ごとに変わるラインナップも楽しみのひとつ。

立ち食い形式なので、番号札を受け取り、番号が呼ばれたら注文口へ取りに行きます。割り箸や七味もそちらに。お水はセルフサービスです。

今回は「エノキダケ天」に温泉玉子をトッピングし、イタリアビールのペローニと一緒にいただきました。
まず驚かされるのはエノキダケ天ぷらの迫力。ネギやナルトも添えられ、ビジュアルからしてインパクト大です。

サクサク・カリカリの食感で、エノキダケはほどよく水分が抜けて旨味が凝縮。
お出汁を吸うことで食感や味わいが変化し、飽きずに楽しめます。
エノキダケの天ぷら、やみつきになりそうな美味しさでした。

そばは少し柔らかめで、ずるずると箸が進むタイプ。関西風のお出汁はほんのり甘みがあり、天ぷらがコクを加えることでリッチな味わいに。
ユニークで奇抜にも見えますが、実際には馴染みのあるメニューを再構築したものが多く、懐かしさと新しさを同時に楽しめます。

通し営業で23時まで開いているので、遅めのランチや〆の一杯としても重宝します。行列ができるのも納得の「進化系立ち食いそば」。未訪問の方はぜひ、平日20時以降を狙って足を運んでみてください。

店舗情報

店名:すば(suba)
住所:京都市下京区美濃屋町182番地 10東
営業時間:12:00〜23:00(LO22:30)
定休日:年中無休
備考:キャッシュレスのみ、現金不可
https://www.instagram.com/subasoba/