【京都朝食】ぶた汁が名物、昭和レトロな定食屋!朝だけ営業「食堂かどや」

JR西大路駅の南側、吉祥院にたたずむ「食堂かどや」。昭和レトロな雰囲気漂う町の定食屋は、朝のみ営業ながら常連客でいっぱい。看板メニューの豚汁は豚バラ肉がたっぷりで、朝から元気をくれる一杯です

目次

ぶた汁が名物、昭和レトロな定食屋

南区・吉祥院エリア、JR西大路駅の南側にたたずむ昭和レトロな定食店「食堂かどや」。
ぶたさんのイラストと「ぶたじる」と書かれた看板が目印。
朝のみ営業というスタイルで、地域の人々に長年愛されてきた町の名店です。

店内に足を踏み入れると、まるで昭和にタイムスリップしたような空間が広がります。

テーブル席とボックス席があり、喫煙も可能なので気になる方はご注意を。
お酒とおかずを楽しむ人、活動前の朝食をとる人、夜勤明けの常連さんまで、幅広い客層でにぎわっています。

壁には定番の定食メニューがずらり。
ここでの楽しみ方は、まずは「ぶた汁」とごはん、そして一品を加えて“ぶた汁定食”に仕立てるのがおすすめです。
このご時世にあって、ごはんの安さもうれしいポイント。中めしはまさに漫画のような山盛りでボリューム満点。

焼き魚やサバ煮、煮物、だし巻き玉子など、豊富なお惣菜がそろうのも魅力です。

今回は、定番のぶた汁(中)、小めし、だし巻き、香ものをセレクト。
過不足のない、理想的な朝食となりました。

看板メニューのぶた汁は、豚バラ肉がたっぷり。
他店のぶた汁とは比べものにならないボリューム感です。
脂の旨みが溶け出し、リッチな味わいで、朝からしっかり満足できる仕上がり。

だし巻きはやや硬めの仕上げで、出汁の香りが感じられる定食屋らしい一品。
こういう料理がきちんと美味しいのはうれしいですね。

卓上には七味や一味も用意されており、お好みで加えるとさらに旨みが際立ちます。

楽しみ方は人それぞれ。お酒とおかずを楽しんだあとに〆のぶた汁定食、納豆や卵を加えて栄養バランスを整えるなど、自由にアレンジできます。

京都は喫茶店を中心にパン系モーニングが豊富ですが、和食・定食系の朝ごはんがいただけるお店は意外と少ないもの。
「食堂かどや」は、そんな京都の朝をしっかり支えてくれる貴重な存在です。

店舗情報

店名:食堂かどや
住所:京都市南区吉祥院井ノ口町26−1
営業時間:6:15〜10:45
定休日:木曜、日曜