【東九条】美術タイルの最高峰!お風呂屋ソムリエと東九条、別府湯へ

京都のミニツアー「まいまい京都」の参加レポート。 今回は、著書『京都極楽銭湯案内』で話題のお風呂屋ソムリエといく、京都のお風呂屋さんツアー。 泰山製陶所のモザイクタイル壁画が、全国のお風呂屋さんで唯一残る、別府湯を営業前に特別に拝見しました。

目次

東九条の銭湯をめぐります

旧陶化小学校、正門前から本日のツアーはスタートです。

二宮金次郎像、最近は歩きスマホの危険性が問題視されているせいか、座像が出現しているそうです。

九条湯跡、昭和初期の建物で、唐破風が素敵です。

2007年に廃業されました。この煙突が煙を吐くことありません。

戦前に作られた建物

お次は、松湯さんへ向かいます。

路地の奥にあり、目立ちません。

風呂場にお邪魔しました。浅風呂には錦鯉が泳いでいます。

壁は、どこかの会議場のホールのような造形です。掃除が大変だそうです。

裸婦の水吐き、立位です。

別府湯では素晴らしいタイル絵を

どっしりと別府湯さんが。
唐破風はトタンで覆われており、ちょっと残念。

下駄箱の隣には、なんともレトロな鍵付き傘入れがあります。

男湯にある集成モザイクによるタイル絵。海中で海女さんが、サザエを拾っています。
また、特筆すべき点は、乱形タイルを使用した珍しいものであることです。

女湯脱衣場、広々としています。男性の方は、なかなか入ることないスペースですね(笑)

時代を感じるお釜型ドライヤーとマッサージ機です。

密かに盛り上がる京都のお風呂屋さんシリーズ、とても貴重な体験ができました。

(写真と文章は参加者の今川亘さん提供)

ツアー概要

ツアータイトル:
【東九条】美術タイルの最高峰!お風呂屋ソムリエとめぐる東九条、別府湯へ
~村の庄屋・長谷川邸のお宝拝見から、泰山タイルのモザイク壁画まで~
コースルート:
【距離約1.8km】 地下鉄「九条」 → 1.旧陶化小 → 2.宇賀神社 → 3.別府湯 → 4.長谷川邸 (解散) → 希望者は別府湯に入浴
参加費:3,000円 (保険料含む)

京都の住民がガイドする京都ミニツアー「まいまい京都」:
http://www.maimai-kyoto.jp/