開店前から行列ができる老舗居酒屋
入口で、予約されていますか~?と確認され、していないです~!というと、小上がりでもカウンターでもお好きなところに。カウンター席は手前から詰めてくださいね!と促され、L字型カウンター席の角っこを確保。小上がりは予約可能なようです。開店15分も立たずに満席に。40席あるようです。厨房内はこういう年季の入った感じで、旨そうにおでんが炊けているわけで。
カウンターの上には突き出しが先に置いてあり、我々の席には大根の人参、薄揚げの煮物と、ポテサラが並んでいて・・・・
順番に飲み物を聞いてくれ、着席3分後には「生ビール(中)」にありつくわけで。いやー、日々の小さな楽園。
お料理はこんな感じ。基本、京都の居酒屋では定番物がずらーっとある感じ(というか、このお店のメニューが京都市内の居酒屋に展開されたのかもと思いつつ・・・) お値段表示はありません。お酒もどういうのを置いているのか全然わからないので、周りの常連さんが注文している様子を伺いつつ、何を喰おうかなあ~と悩むわけで。で、先に注文を通している常連さんの注文を参考に、3種類ほど注文をお願いする。
厨房内は、お若い三代目ご店主と、手ぬぐいハチマキをしたお若い男前4名でてんてこ舞い状態。スピーディに回っている厨房内を見ているだけで楽しくなってくる我々です。
厨房内は、お若い三代目ご店主と、手ぬぐいハチマキをしたお若い男前4名でてんてこ舞い状態。スピーディに回っている厨房内を見ているだけで楽しくなってくる我々です。
で、暫しの後、ババーンと登場した概ね全員が注文している「おでん」。ロールキャベツ、赤こんにゃく、大根をお願いしました。刻みねぎたっぷり、どばっと練り辛子が添えてあるのが気分ですな。あっさりした想像以上に上品な味付けで美味しい。
これは日本酒に決定でしょう~ということで、燗酒をお願いする。おでん鍋を担当されているお兄さんが、おでん鍋にくっついている燗酒器でイイ感じで熱燗にしてくれるのを眺めつつ。
のちほど、見せてもらった日本酒がこちら。我が街伏見の酒蔵、神聖で有名な山本本家謹製「上撰 名誉冠 」でした。いやー、正に食中酒。確かに燗にするとボリュームもしっかりでウマー。(ついお代わりを連発し、2人で5合・・・汗)
実は今日食べに来たのがこれ。「秋刀魚塩焼き」なり。切り目から脂がふつふつと泡だっている超アツアツ状態で登場。見事な焼き入れで、いやー超旨かった! 今年の秋刀魚は旨いので、シーズン中に食べまくる予定。
で、「漬物盛り合わせ」は、色よくつかった茄子ときゅうり、白いのは白菜、荒めに擦ったおろし生姜を添えてあるのがなんだか嬉しいですな。古漬けではなく、さっぱりしたフレッシュ感溢れる季節の一品なのだ。
並んでいる時は陽が射して結構暑かったのですが、そろそろ陽が落ちる時間帯。
外の扉を開け放って営業していて、ちょこちょこ「空いてますか~?」と飛び込み客が来るのですが、皆さん残念そうに帰っていくわけで。
外の扉を開け放って営業していて、ちょこちょこ「空いてますか~?」と飛び込み客が来るのですが、皆さん残念そうに帰っていくわけで。
店内に2席だけ待ち席がありまして、店員さんから一杯です~と言われても、この2席が開いていると「そこで待たせてもらっていいですか?」と食い下がると待たせてくれる模様でした。で、初めに注文したのが全部出たので、追加で3品注文。
刺身類がどれも旨そうで、大ボリュームの「鰹」、「鮪やまかけ」、「〆鯖」が大人気なのですが、我々は「馬刺し」をチョイス。
で、お隣で注文されていた焼き鳥がなんだかいい感じだったので2種各2本追加。「すなずり」もあったのですが、入店45分で売り切れ。
で、お隣で注文されていた焼き鳥がなんだかいい感じだったので2種各2本追加。「すなずり」もあったのですが、入店45分で売り切れ。
で、暫しの後登場した「皮」のタレ。さらっとした甘味控えめのシャバシャバなタレで、焼き鳥店ではまったく見かけない味付けなのですが、これもジューシーに仕上がっていて、なかなか優秀なアテ。
「とりねぎ」のタレ。これまたシャバシャバなタレが独特~。いやはや面白いですな。
で、〆に相当するお料理は特に見当たらないので、相方に了解を取って、更にお腹に溜まる系アテを1つ追加。
で、〆に相当するお料理は特に見当たらないので、相方に了解を取って、更にお腹に溜まる系アテを1つ追加。
「鶏唐揚げ」なり。唐揚げ自体にも下味がしっかりついていて、そんなに塩辛くしていない設定。辛子醤油を添えてあるのがなんだか嬉しい!と思いつつ、楽しく頂きました。
以上で〆まして、生ビール2に燗酒5合!と我々的にはかなり吞んだ1時間30分。いやー、お料理によって好みはあるのですが、全般的には大大大満足と言う感想で、¥12700なり、というお支払いでした。また、こういう早めに並べる日を狙って、たまに来たい名店ですな。御馳走様でした~。
以上で〆まして、生ビール2に燗酒5合!と我々的にはかなり吞んだ1時間30分。いやー、お料理によって好みはあるのですが、全般的には大大大満足と言う感想で、¥12700なり、というお支払いでした。また、こういう早めに並べる日を狙って、たまに来たい名店ですな。御馳走様でした~。
店舗情報
店名:赤垣屋
住所:京都市左京区孫橋町9
営業時間:17:00~23:00(LO 22:30)
定休日:日曜日
TEL:075-751-1416
住所:京都市左京区孫橋町9
営業時間:17:00~23:00(LO 22:30)
定休日:日曜日
TEL:075-751-1416
京都で吞み歩いているような人なら間違いなく知っている、戦前から続く老舗居酒屋「赤垣屋」。
17時オープンなのですが、調理場を囲むカウンター席は予約不可らしく、オープン前を通るといつも待ち客で行列が出来ているお店。相方に「休みだったら30分前から並んでおいてよ!」とリクエストされ、35分ほど前にお店前に到着。
既にお一人様4名が並ばれていて、その後に並ぶのですがその後も「最後尾はこちらですか~」と確認され、結局オープン前には20人以上の行列が出来たのだ。で、直ぐに相方も到着し、そのままオープン時間まで並んで店内に。