【京都大学総合博物館】今注目の特別展!眠りについて考える「ねむり展 眠れるものの文化誌」に行ってきました!

こんなテーマの展示会、いまだかつてあったでしょうか?人間の三大欲のひとつ、睡眠についていろいろな角度からアプローチ。そんな展示会に行ってきました。

目次

最高学府・京都大学総合博物館の面白テーマの特別展

じつは、いつも京都大学総合博物館の特別展、これに限らず注目しています。
今回は「ねむり」をとりあげていますが、かつては京料理を科学的見地から解析し、地元の名料亭のご主人たちとタッグを組んだ研究発表なども。
いままでになかった科学的アプローチによって、新しい視点が広がったり。そんな最先端な世界も垣間見れるのが、この京都大学の博物館。

といっても、今回のねむり展、科学的アプローチだけでなく、文化的視点も。

ねむり展 眠れるものの文化誌
会場:京都大学総合博物館
期間:2016年4月6日(水)〜6月26日(日)
主催:京都大学総合博物館、京都大学アフリカ地域研究センター
共催:NPO法人睡眠文化研究会
ねむり展(NPO法人睡眠文化研究会サイト内の紹介)
ねむり展 京都大学総合博物館サイト内の紹介

百万遍交差点下がった東大路通り沿い

今回は特別展でやってきましたが、こちらの常設展示もなかなか見ごたえあり。
珍しい昆虫の標本など、京都大学が開業以来100年以上にわたって収集してきた貴重な学術標本資料260万点を収蔵。

もう終了しましたが、イラストレーターのみうらじゅんや評論家山田五郎を交えての睡眠についてのパネルディスカッションも。いろんな方面から注目されている今回の特別展。

睡眠文化の系譜

この系譜も、社会、生活、住宅、寝具など、それぞれのカテゴリーで分かれ、時間軸で表示。そのリンク加減もまた見もの。

京都が誇る創業450年の老舗ふとん・京都西川のはじまりも。

霊長類研究の権威・京都大学ならではのアプローチ

チンパンジーって、毎日移動しつつその場所に自分でベッドを毎日つくる言わばベッド職人。
そして、そのベッドは人間にとっても心地よい造りになっているんだとか。
こんな見地は霊長類研究の権威・京都大学ならではなアプローチですよね。

そして、その心地よいベッドを再現してみたり。

世界の寝具比較

民俗学的。世界の寝具比較など。

ゆりかご比較など。ところ変われば品変わる。

ねむり衣あれこれ

ちょっと昭和臭がたまりません(笑)
こちらはワコールが昭和38年に発売したネグリジェ。

未来系寝具や目的別寝具

こちらは個々で撮影禁止だったりするので遠巻きに。
あぁ、こんな実験的寝具もあるのか~と関心させられるものも。

京都のねむりスポットを教えてください!

これも面白い発想。京都のねむり、目覚め文化スポットを公募。
考えてみると、ねむりというカテゴリーの市内の情報って今までなかったかも。
京都大学構内での、うとうとスポットやらねむりとゆかりのある神社仏閣など。

館内の売店にも

すこやかなねむりをお手伝いするグッズがいろいろ売ってます。
いつもは科学系グッズや書籍が中心なんですが、面白い光景です(笑)

ありそうでなかったテーマ。これはかなりおススメ!あらためてねむりについて考える
いい機会になりました。会期は6月26日まで。

ヨ~イヤサ~♪

ねむり展 への口コミ

京都大学総合博物館 基本情報

■名称
京都大学総合博物館
■住所
京都府京都市左京区吉田本町
■電話番号
075-753-3272
■詳細ページ
http://www.museum.kyoto-u.ac.jp/