【京都ぶらり】北野祭・御手洗川足つけ神事『北野天満宮』☆学問の神様菅原道真祀る

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は上京区北野にある学問の神様として知られる神社。現在御手洗祭・御手洗川足つけ神事実施中。

目次

御手洗川・足つけ燈明神事が絶賛開催中

上京区北野にある学問の神様『北野天満宮』。
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。この日は身近に受験生がいるため、その受験合格祈願にやってきました。

夏越の祓神事以来の参拝ですが、その頃とは様相一変し、参道や楼門には色とりどりの短冊ゆれる七夕飾り。

現在北野天満宮では9月4日に斎行する『北野祭』例祭に向け、様々な行事が執り行われています。それと同時に宝物殿では名刀の特別公開も。

楼門をくぐると、季節の花を活けた花手水。今回はお盆らしい設えになっています。ホオズキ(鬼灯)、プチトマト、蓮の実ですかね。すでに暦の上では立秋を過ぎていますので、秋らしさも感じる色合い。こちらは錦市場の『花つね』のご奉仕によるもの。

猛暑の日差しに七夕飾りの短冊が煌びやかに視界に飛び込みます。

境内には暑さ対策にミストシャワーもところどころ設置。

そしてこちら。
9月4日に斎行する「北野祭」例祭に向けた前祭とも言うべきき『御手洗祭』足つけ燈明神事が現在開催中。足つけ神事というと、下鴨神社を連想してしまいますが、江戸時代まで旧暦の七夕に水に足を付けて厄を祓う「御手洗祭」を大規模に執り行われてきた北野天満宮。

明治以降縮小されていましたが、境内の改修が完了した2016年から再興。御祭神である菅原道真公没後1125年にあたる令和9年の半萬燈祭に向け、かつてのような北野祭を再現すべく、様々な神賑行事が執り行われます。

この時も多くの方が御手洗川に足をつけてお参りされていました。

楼門と拝殿の間に建つ中門「三光門」。壮麗な造りと上部に掲げられた後西天皇御宸筆『天満宮』の勅額。天神さんのシンボル的中門として知られています。

そして、境内。
この時期ならではの大福梅の天日干し実施中かと思ってましたが、この時はありませんでした。大福梅は、境内にある約1500本の梅の木から約2・2トンの実を収穫し、塩漬けして天日で干し。再び塩をまぶしてつくります。この時期の風物詩。

大福梅は12月の前半に授与され、新年の元旦その年の無病息災を願って白湯に入れていただく縁起物。

この日は晴れたかと思ったら急に雨が降ったり、という神経質なお天気だったため、軒下で待機状態の大福梅。

過去画像ですが、天気のいい日にはこうして梅が干され、境内には生唾を飲むような酸っぱい香りが漂います(笑)

そして本殿参拝。

本殿前では短冊が授与されていて、私も願い事を書いて笹の葉に飾りました。厳しい暑さがもう少し続きそうですが、様々な神事が執り行われる北野天満宮。ご参考に。

詳細情報

名称:北野天満宮
場所:京都府京都市上京区馬喰町
電話:075-461-0005
関連サイト:http://kitanotenmangu.or.jp/