すでに秋の装いを感じながら
それからひと月ぶりの訪問。
参道にもおびただしい数の倒木が山積みになっていましたが、すっかりキレイに整えられ、この日は国内外問わず観光客でにぎわっていました。
参道にもおびただしい数の倒木が山積みになっていましたが、すっかりキレイに整えられ、この日は国内外問わず観光客でにぎわっていました。
フレッシュな木の香りがするなぁと参道脇をみると、未だ倒木の後始末をされていました。皮肉なことではありますが、いつもとはちがう癒やされる木の香りが周りに漂っていました。
午前中でしたが、すっかり日差しが秋めいて、茅葺屋根の山門が里山的でいつも以上に景観になじんでいました。
そして、山門をくぐり見下ろすとキレイに整えられた盛り砂の白砂壇。木漏れ日もにぎやかな模様になっています。
まだ紅葉はそれほどではありませんが、すでに絵柄はモミジやイチョウに。秋らしい演出。
こちらには三様のモミジ。
ちょうど白砂壇のモミジ絵の上に、リアルに紅葉した散モミジが。これからさらに紅葉が進むと、もっと彩りを添えることでしょう。
この日はちょうどギャラリースペースが開放されていて、「ウヌボレーヌ展」が開催。
東京の絵画教室の生徒さんの作品展。毎年、ここ法然院で展覧会をされてるそうで、10月14日日曜日まで開催中。今なら芸術の秋も堪能できます。
先月侵入禁止になっていた境内奥は解除されてはいましたが、根こそぎ倒れる大木を目の当たりに、不幸中の幸いで建物に大きな影響がなくてよかったな、と。すさまじい被害だった様子。
そこそこの太さの幹なのに、途中でポキリと折れてるものも。
それでも、いつもの静けさを取り戻し、手水鉢にはいつものように花も活けられ、観光客をおだやかな空気感で包み込む。
若干黄色く色づき始めてはいるものの、まだまだ赤く色づくには先のような。徐々に変化していく様子もまたレポートしたいと思います。
法然院 へのツイート
法然院のコケ pic.twitter.com/7I6YhvvH30
— かめ吉 (@125klx_kame) 2018年10月7日
私のお気に入りのお寺ですが、先月京都を襲った台風21号の被害、こちらにもその被害がおよび一部境内には立ち入り禁止箇所もありました。