【京都夏登山】京都市内最高峰!山岳信仰の霊山!!料理人の信仰厚い愛宕神社参拝も☆「愛宕山」

京都市内北西に位置する、山岳信仰の場でもある霊山。地元民の間では「愛宕さん」の愛称で親しまれている京都市内最高峰の山。山頂には防火の神様を祀る愛宕神社もあり、料理人たちの信仰も厚い。

目次

市内の避暑地・清滝からさらに涼しい愛宕山山頂

まだまだ猛暑続く中、愛宕山登山へ。
愛宕山といえば、山岳信仰や修験道の場として有名で、7月31日の夜に山頂愛宕神社へお参りすると千日分参拝したご利益にあやかれるという『千日詣』は京都の夏の風物詩としてあまりにも有名。標高924 m、京都市内最高峰の山。

今回は久々の日中登山。この日は朝から軽く30℃超えで、清滝川には多くのファミリーがバーベキューや水遊びで涼む中、敢えての登山。熱中症懸念もありましたが。

登山口、愛宕神社の鳥居をくぐると、今まで気づかずスルーしてましたが、右京警察署のルート案内が。

マップも配布。こんな画像付のわかりやすいマップあるって知りませんでした。
山頂、愛宕神社へ続くルートは3つあるんですね。いつも疑いもなく表参道ばかりを登っていましたが。この日も表参道ルート採用。また別の機会に他ルートも試してみたいと思います。

給水ポイント。お茶やスポーツドリンクをもちろん持参してましたが、愛宕山の名水をいただける貴重な場所。しっかりと飲用。山頂までは他給水ポイントありません。

途中、史跡めぐりのように、目印となるポイントが。
丁石(ちょうせき)。愛宕神社までの距離を示す石標。江戸時代に設置されたもの。先人もこれを目安に登山。

こちらはかつて茶屋があった場所。

以前、この場所でイベントとして茶屋で振る舞われた『志んこ』(だんご)を再現されてたことがありましたが、登山中のエネルギー補給ポイントだったんでしょうね。

一番最初の休憩所、25丁目。
ここで1/3ほどの距離を登ったことに。まだまだ道のりは遠いです(笑)

途中、市内一望できるポイントも。昔は淡路島まで見えたとか。ホントでしょうか(笑)

水尾岐れ。ここから柚子の産地として有名な水尾方面にも行けます。こちらも休憩ポイント。

昔からある石標で山頂までの距離もわかりますが、嵯峨消防分団設置の道標もまた位置確認の目安に。約4㎞の道のり100mごとにこんな標識が。

わりと、クスッと笑える内容だったり。

ちょうどしんどくなるポイントですかね。千日詣では暗がりでマジマジ見る機会が少なめで気づきませんが。

ゴミ子、ゴミ箱男て、誰やねん!みたいなツッコミを入れつつ。こういう、エロ&笑い入りの道標が、登山の疲労を緩和。いや、ホントに(笑)

山頂まであと少し!の目印となる黒門。かつては神仏習合の山だったため、この辺りにお寺や宿坊もあったんだとか。

そして、2時間ほどの道のりを経て、ようやく愛宕神社に到着。
全国に約900社を数える愛宕神社の本社。京都市最高峰の霊山である愛宕山上に鎮座。 古くより火伏・防火に霊験のある神社として知られ、全国から参拝者が絶えず、特に飲食店関係者の方はこぞって参拝。

下界より10℃低いと言われていますが、この時も23℃で10℃以上低い気温で快適でした。

おみくじも大吉が出て上機嫌。がんばって登った甲斐がありました(笑)

「火迺要慎(ひのようじん)」のお札も。
一般の家庭ももちろんですが、飲食店の厨房に貼ってあるのをよく見かけます。最近では京都以外の有名料亭にもこちらのお札を貼るお店も。料理人にとって、料理もさることながら山登りも必須なんですね(笑)

参拝後には、持参コンロでお湯を沸かしてカンタンに山メシ。登山のマナーとして、残飯なく自分で出したゴミは全て持ち帰るとして。

千日詣の後ということもあって、登山者も少なく、わりとマイペースに快適に登山できました。お盆も過ぎて、これからますます涼しくなって、より快適に。近場でありながら、本格登山できるのが魅力ですね。

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基本情報

住所:京都府京都市右京区嵯峨愛宕町1
電話番号:075-861-0658
関連サイト:http://atagojinjya.jp/