【京都ランチめぐり】京丹後に新名所!有名京料理店が創業の地でカジュアルレストランオープン☆「和久傳の森」

おおきに~豆はなどす☆昨年6月、京丹後市久美浜にオープン。京料理の名店『和久傳』のカジュアルに和食が楽しめるレストラン。敷地内には他美術館もあり、新名所に。

目次

広大な敷地にあるゆったりとしたカジュアルレストラン

京丹後市久美浜に昨年6月オープン。
話題になっていて、ずっと訪問してみたい!と思いつつ、京都市内からはわりと遠方で(汗)今回は車でやってました。

山間に突如あらわれる施設といった印象ですが、この日は土曜日で駐車場はほぼ埋まっていて人気スポット。

レストランがあることは知っていましたが、敷地内には美術館も併設。

一歩入ると、広大な敷地。敷地内には約3万本の木々が植えられた「和久傳の森」。

意外と京都市内創業のお店と思ってる方も多いかもしれませんが、明治3年にここ京丹後市で料理旅館として創業した「和久傳」。そういうこともあり、和久傳の料理の食材には京丹後のものが多かったり。

その手前。『森の中の家 安野光雅館』。コンクリート構造でおなじみ、「光の教会」などで知られる建築家 安藤忠雄氏手掛ける建物。その中に、画家、絵本作家である安野光雅氏の作品を展示。
今回は中には入りませんでした。

その一番奥の建物。工房レストラン「wakuden MORI(モーリ)」

店内は広々と開放的空間。落ち着いた和モダンな設え。

こんなくつろげる暖炉前のテーブル席も。
他にもテラス席があり、季節によっては森の木々を見ながら食事も可能。

季節の花々も彩りを添えてました。

そして、こちらが厨房で、手前に電子レンジが10台近く並んでいるんですが。
後でわかったことですが、こちらの土鍋ごはんは特殊製法の土鍋でレンジでご飯が炊ける仕様のもの。なので、この電子レンジをフル活用。

そのバックヤードが料理厨房。

メニュー。今回はこのMORIお肉のセット2700円とお魚のセット2376円を注文。あと、竹皮包み松葉蟹の炊き込みご飯1620円も。

単品や追加メニュー、ランチタイム以外の軽食も。

スイーツも充実。
この日は完売でしたが、和久傳のスペシャリテのれんこん餅もこちらでは出来立てをいただけます。

卓上には色鮮やかな調味料たち。

液体調味料は峰山町の老舗の濃口醤油や山椒オイル、あとご飯のお供にもなる生姜麹。

五色の『虹の塩』は山椒、紫蘇、紅麹、ウコンを配合した京丹後釜炊きの海塩と丹後の米から作ったもの。

まずは竹皮包み松葉蟹の炊き込みご飯。

温かい包を開けると、色鮮やかなご飯が。

松葉蟹のむき身たっぷり。柚子皮が爽やかさを演出。

そして、MORIセットのお肉とお魚共通の前菜的品。
奥の器に久美浜産米麹と桑白玉銀杏。手前には丹後野菜と卵黄のソース。

まずは久美浜産米麹と桑白玉銀杏。この米麹、ちょっとクセのある、野趣あふれる風味の米麹。甘酒的汁の中に桑の葉を練り込んだ白玉。ちょっと温かいデザート感覚。

丹後野菜と卵黄のソース。丹後野菜には、蕪、黒豆、サツマイモ、赤カブなど地元野菜中心に。卵黄ソースはマイルドで酸味のない濃厚マヨネーズ、といった味わい。素材の味がよくわかる仕上り。

冒頭でも説明した電子レンジで炊ける土鍋ご飯。
いい具合の炊けた感もあり、電子レンジでここまでできるのか、とその調理器具のハイテクさ、さらに老舗京懐石のお店でこの合理性の追求に驚き。

で、私チョイスのお魚のセット。メインは寒ブリの焼霜の予定でしたが、寒ブリ品切れでマグロに。ちりめん山椒や漬物、味噌汁も付属に。

お肉のほうは京都牛のすき焼き風で湯葉も入っています。京都らしいですね。

お魚には醤油をたらし、大根おろしでいただく。まあさっぱりとご飯がすすむ一品。

お味噌汁にアオサ海苔が入っていて、あぁ久美浜らしいなぁと感じられる一品でもあり。

レストラン内には売店があり、そこでも卓上にあった虹の塩や佃煮類も販売。
そして、和菓子類も。名物の西湖ももちろんあります。

ほか、ここ限定のものとして、安野光雅氏イラスト包装の傳スケ飴など。

美術鑑賞もしつつ、森林浴も満喫し、食事も。カジュアルに京料理の名店の味を楽しめる空間。久美浜の立ち寄りポイントとして必須になりそうなスポット。

ヨ~イヤサ~♪

和久傳の森 への口コミ

詳細情報

住所:京都府京丹後市久美浜町谷764
電話番号:0772-84-9901
営業時間:森の中の家 安野光雅館 9:30~17:00(入館は16:30まで)
     工房レストラン wakuden MORI 10:00~18:00(L.O.17:30)
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)
関連サイト:http://www.wakuden.jp/mori/