新幹線沿いに咲く紫陽花が見頃☆源氏ゆかりの神社
境内の入り口、鳥居付近に紫陽花が集中し、境内を縁取るように咲き誇っています。ちょうど見頃を迎え、撮影する人もいたり。この日は境内にある六孫王会館で骨董市が催され大勢の方が来館。境内の駐車場には骨董商の車で満車でした。
一口に紫陽花といっても、色や形、さらにはその咲き方もさまざまで、それを知るにも十分な種類。
一ノ鳥居をくぐり、駐車場や会館を経て石造りの二ノ鳥居。さらに参道が伸びています。
六孫王神社は応和元年(961)に清和源氏の祖・源経基の嫡男満仲が経基邸宅跡に霊廟を建て、その前に社殿を造営し経基を祀ったのが始まりとされる。清和天皇第六皇子の貞純親王の子、つまり清和天皇の孫にあたる源経基は『六孫王』と称されていたことから、この社名になったとか。
源経基の後裔には源義家・頼光・頼政・木曽義仲、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した頼朝、また足利氏、武田氏などが挙げられます。
六孫王神社は応和元年(961)に清和源氏の祖・源経基の嫡男満仲が経基邸宅跡に霊廟を建て、その前に社殿を造営し経基を祀ったのが始まりとされる。清和天皇第六皇子の貞純親王の子、つまり清和天皇の孫にあたる源経基は『六孫王』と称されていたことから、この社名になったとか。
源経基の後裔には源義家・頼光・頼政・木曽義仲、昨年のNHK大河ドラマ『鎌倉殿の13人』に登場した頼朝、また足利氏、武田氏などが挙げられます。
「死後は龍神となって邸内の池に住んで子孫の繁栄を祈るから、この地に葬るように」との経基の遺言にちなみ、途中太鼓橋かかる神龍池があります。最近では"恋の架け橋"と呼ばれ、恋愛成就の御利益もあるとされています。
その池の脇にある弁財天社。満仲誕生時に、健育・知育のため、井戸の上に竹生島の弁財天を勧進。建物には満仲が産湯に使ったという『誕生水』が湧き、都七名水の一つにも数えらえています。初代の井戸は新幹線の高架橋の下になり枯渇し、現在の井戸は2代目。
神社は新幹線沿いに立地するため、ちょうどのぞみらしき車両が通過中(笑)
本殿には御祭神に経基、天照皇大御神、源氏の守護神である八幡大神を加え三柱が祀られています。清和源氏発祥の宮とされ、川西の多田神社、羽曳野の壺井八幡宮と合わせて源氏三神社と呼ばれています。
社務所前にも鉢植えの紫陽花が見事に咲き誇っていました。
さらに、その向かいにはナツツバキ(沙羅の木)が散り始め。冬も夏も椿の花は潔く花ごと落ちてますね。
京都駅から線路脇を西へ進めばたどり着ける、わかりやすい立地。ちょうど見頃を迎えた紫陽花を見に足を運んでみてはいかがですか?
今回はそろそろ境内の紫陽花が見頃を迎えているのではないかと思いやってきました。わりと穴場で地元民にしかあまり知られていないスポットでもあります。清和源氏の始祖・源経基を祀る源氏ゆかりの神社。