創業250年余りの歴史あるお箸の専門店
とても歴史のあるお店で、創業明和元年(1764年)。禁裏御用御箸司として、食事用をはじめ、茶懐石、料理用等あらゆる用途に合わせてたお箸を扱うお店。
ちなみに『禁裏御用』とは、江戸時代に幕府により宮中出入りを許された商人や職人のことを指します。天皇の居所「禁裏御所」に通うことから、幕末までそう呼ばれるように。
遷都に伴い、明治24年以降は『宮内省御用』『宮内庁御用』と称され、これが俗に言う「宮内庁御用達」。そして終戦後の昭和29年(1954)、御用達制度は廃止になりましたが、京都の老舗には御用達店が数多く残り、それがブランド力にもなっています。まあ、それは当時の方が絶大だったとは察しますが。
ちなみに『禁裏御用』とは、江戸時代に幕府により宮中出入りを許された商人や職人のことを指します。天皇の居所「禁裏御所」に通うことから、幕末までそう呼ばれるように。
遷都に伴い、明治24年以降は『宮内省御用』『宮内庁御用』と称され、これが俗に言う「宮内庁御用達」。そして終戦後の昭和29年(1954)、御用達制度は廃止になりましたが、京都の老舗には御用達店が数多く残り、それがブランド力にもなっています。まあ、それは当時の方が絶大だったとは察しますが。
店内には400種類以上のお箸が並び、それぞれ用途別に各種あります。こちらは塗り箸中心。
お箸以外にも、スプーンや茶筅なども。
そして私も愛用し、その使いやすさと手になじむ天然素材であることからオススメしたいのがこちら。
古い家屋の建材として天井裏などで使用されていた竹材。それが囲炉裏やかまどの煙でいぶされ、150年の年月を経て丈夫な材質に。そんな竹材を丁寧に手づくりで仕上げられたのがこちらのお箸。
すすを被り、飴色の光沢を放つすす竹がこちら。現在では古い日本家屋自体が数少なく、このすす竹もかなりの貴重品。
それぞれ、すす竹の顔色が違うため、お箸自体も同じものが二つとない、工業製品にはない手づくりの温かみあるお箸。
値段も塗り箸に比べ、そこそこしますが、それでも毎日使うものとして丈夫で長く愛用でき、さらに手になじむ使いやすさを考えると、妥当とも言えます。
値段も塗り箸に比べ、そこそこしますが、それでも毎日使うものとして丈夫で長く愛用でき、さらに手になじむ使いやすさを考えると、妥当とも言えます。
他にも、懐石用の利休箸やこんな盛りつけ用のお箸。それもサイズがいろいろあり、プロの方はもちろんですが、一般の方にとっても料理のレベルが上がりそうな品々。
日々の調理も道具一つで格段に腕が上がったり、仕上げられた料理も美味しく感じたり。いい道具を持つと、それに対する愛着も増し、大切に使おうとする気持ちも芽生えるもの。
日々の暮らしに寄り添う、こんな老舗の逸品。超オススメです!
ヨ~イヤサ~♪
日々の調理も道具一つで格段に腕が上がったり、仕上げられた料理も美味しく感じたり。いい道具を持つと、それに対する愛着も増し、大切に使おうとする気持ちも芽生えるもの。
日々の暮らしに寄り添う、こんな老舗の逸品。超オススメです!
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:御箸司 市原平兵衞商店
場所:京都市下京区小石町118-1
電話番号:075-341-3831
営業時間:平日10:00~18:30 日祝日11:00~18:00
定休日:1/1/・1/2・1/3・不定休
公式サイト:https://ichiharaheibei.com/
場所:京都市下京区小石町118-1
電話番号:075-341-3831
営業時間:平日10:00~18:30 日祝日11:00~18:00
定休日:1/1/・1/2・1/3・不定休
公式サイト:https://ichiharaheibei.com/
使いやすいお箸を探していた友人に紹介しようとやってきました。何気に毎日使うものですが、毎日使うものだからこそ、いいお箸を使いたい、とのことで。
私も以前からこちらのお箸を愛用しており、使いやすく長持ちで、さらに手になじむ感覚が印象的。