【京都紅葉2023】紅葉と花手水に癒される 見所満載のもみじウイーク「柳谷観音」【長岡京市】

毎年秋に開催されているもみじウイークは、境内で紅葉が楽しめ、話題の花手水や、上書院公開など見どころ満載です。境内の様子を紹介します。もみじウイークは12月3日まで(11月17日撮影)

目次

花手水と紅葉の名所

京都府長岡京市にある柳谷観音楊谷寺の開山は、806年です。
清水寺の開祖延鎮によって開山されたと伝わり、善峯寺・光明寺と共に、西山三山と呼ばれています。
花手水の聖地として人気で、紅葉の名所でもあります。

もみじウイーク概要

~もみじウィーク~
2023年11月11日~ 12月3日(日)
拝観時間:9:00 ~ 17:00
御朱印受付16:30 完全開門17時
拝観料700円※高校生以下無料
・人数限定ライトアップ
・限定御朱印
・上書院特別公開 別途拝観料500円
※予約可能(事前振り込み制)
・小人のミイラ公開
・花手水まつり など
所在地:長岡京市浄土谷堂ノ谷2
アクセス:阪急長岡京、西山天王山よりタクシー
または阪急バス「奥海印寺」より徒歩約40分(ハイキ
ング)
毎月縁日 (17日)はシャトルバス有
有料P有
公式サイト:https://yanagidani.jp/

花手水や境内の様子

なないろ手水~境内を彩る花手水

浄土苑に入口にある「なないろ手水」。グラデーションに色づいた紅葉を花手水に。あまりの美しさに見入ってしまいます。

長岡京市のマンホールにもなりました。

恋手水

浄土苑に面した書院の奥にもう一つの花手水「恋手水」があります。ハートに象られたピンクのバラ、その奥には紅葉が浮かび、そのそばには小鳥がいます。こちらも可愛くて、人気です。

龍手水

本堂の前にある龍手水です。バラを中心に、ダリアなどのカラフルな花々が飾られています。

手水舎そばには、ハートのフレームが置いてあり、こんな風に撮影が楽しめます。

鳥居と提灯

眼力稲荷社付近の階段には、菊が置かれ、カラフルな提灯が飾られています。初夏は紫陽花が飾られていましたが、秋は菊が飾られていました。見上げるとカラフルな提灯があり、紅葉が色付くとまた雰囲気が変わり、より華やかになりそうですね!

上書院特別公開

上書院は、明治時代後期の建築で、特別な方のみ通された部屋だそうです。
こちらは三層目で、目に入る浄土苑の紅葉は格別の美しさです。床前面に敷かれた緋毛氈が特別感を感じさせます。

二層目に、リフレクションの景色が撮影できる、テーブルが置かれています。ここにも柳谷さんのおもてなしの心が、感じられます。

カラフルな紅葉の手水鉢も飾ってありました。

上書院へ入る時に、足香(そっこう)をまたいで、身体を清めます。こちらで清める度に、上書院の特別感を感じます。

浄土苑・四季のみち・愛染堂周辺

京都府指定名勝庭園の浄土苑です。急斜面を利用した作りで、所々に置かれた大きな石は、菩薩様に見立てられていて、十三の仏様を表しているそうです。ドウダンツツジや、グラデーションに色づいた紅葉が美しかったです。

四季のみち周辺

可愛いハートのベンチが置かれている四季のみち周辺。
こちらの紅葉は、色付きはじめでした。赤く染まると、伽羅と紅葉の京都らしい風景が楽しめそうです。

もみじのハート

今回は雨だったので、見つけられませんでしたが、四季のみち周辺にハートの紅葉があります。受付に場所の案内がありましたので、興味のある方はお尋ねください。赤く染まった紅葉のハートはかなり可愛いと思います。
※紫陽花ウイーク時の画像です。

愛染堂付近のお地蔵さま

愛染堂付近、奥書院の裏手に可愛いお地蔵さんが2体おられます。赤い番傘と可愛い表情に癒されました。

本堂とおこうずい

本堂内に安置されているご本尊は、十一面千手千眼観世音菩薩です。古来より眼病平癒の神様として、信仰されてきました。毎月17・18日ご開帳されます。
※撮影可能確認済

奥之院には、中御門天皇ゆかりの観音様がおられます。お堂は大正元年に建立、大正5年に一度焼失し、昭和5年に再建されました。こちらも毎月17・18日ご開帳されます。

独鈷水(おこうずい)

独鈷水(おこうずい)は、811 年に、空海が眼病に悩む人々のために霊水にされた、とても有難い湧き水です。皇居が東京に移るまで天皇家にも献上されていました。今も眼病平癒の水としてたくさんの方に信仰されています。
この日は飲料用に紙コップが置いてありました。容器を持参して汲んで持ち帰ることが出来、社務所で容器も販売されています。

今回は柳谷観音もみじウイークを紹介しました。
花手水をはじめ、紅葉も見事でゆっくりと過ごせると思います。
アクセスがちょっと遠い目ですが、機会があれば、立ち寄られてはいかがでしょうか?

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