【京都お寺めぐり】白砂壇の砂絵は桜!冬の終わり告げる椿もぽたり☆鹿ケ谷「法然院」

おおきに~豆はなどす☆今回は鹿ケ谷にある法然院。静寂に包まれた雰囲気が人気のお寺。冬の終わりを告げるように、名物白砂檀には桜の絵柄が描かれ、境内には椿が落花。

目次

潔く落花し参道を彩る椿

少し春めいた陽気の日から一変し、寒の戻りでかじかむ朝。お気に入りのお寺である鹿ケ谷法然院へ。

東山連山の裾野の緑豊かな境内には文豪・谷崎潤一郎のお墓と、季節に応じて変わる白砂壇が見所。喧噪を離れひっそりとした雰囲気が人気のスポット。

参道にはまだ状態のいいキレイな椿が落花。

すでに掃き清められたような、凛とした空気がただよう木立ちに続く石畳の参道。

冬の終わりを告げるかのように天晴なくらい潔く、ぽとりぽとりと落ちる椿。この東山の緑の風景に同化する色合いの境内に、あざやかなピンク色に思わず足を止め、そんなにせっかちに落ちなくても、と思ってみたり(笑)でも、椿もわりと長い期間楽しめる花。

茅葺の山門。山里の牧歌的雰囲気も漂わせています。

そして、いつもこの山門の高台から見下ろす盛り砂の上に絵柄が施されている「白砂壇(びゃくさだん)」。思わず、オォ~とつぶやいてしまいました(笑)

蛇行する川のせせらぎに落ちる桜、といったところでしょうか。
ちょっとこの蛇行する線を描くの、テクニックがいると思います(笑)

茅葺の山門を背景に、また白砂檀を。

さらに奥の手水鉢には、また鮮やかな彩りが。

さらに奥の本堂前には、この時期にはこんな椿の花で埋め尽くされた手水鉢も。ちょっとラッキーなタイミングで居合わせました。

さらに引いた場所には、馬酔木(あせび)の小さな花が鈴なり。境内の花々で季節の移ろいがわかります。

そして、4月1日から7日まで、春季伽藍内の特別公開実施。
方丈の重要文化財の襖絵、大書院の龍の襖絵、見頃の中庭の三銘椿〔花笠椿・貴(あて)椿・五色散椿〕などを鑑賞できるチャンス。お見逃しなく!

ヨ~イヤサ~♪

法然院 への口コミ

詳細情報

住所:京都府京都市左京区鹿ケ谷御所ノ段町30
電話番号:075-771-2420
公式サイト:http://www.honen-in.jp/