2021年11月18日 更新

【京都居酒屋】烏丸御池の隠れ家☆日本酒&旬のアテに名物『素焼そば』で〆「酒亭笹蔵」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区烏丸御池、路地奥の隠れ家的居酒屋。利酒師のご主人セレクトの豊富な日本酒と季節のアテが楽しめるリピート必至の名店。

オフィス街の路地奥にある隠れ家的名店

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中京区、地下鉄烏丸御池駅からスグ。高倉通り沿い。以前からずっと気になっていた居酒屋『酒亭笹蔵』があります。この日はハシゴ酒2軒目でちょこっと日本酒とアテをいただこうとやってきました。初訪問。
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わりと古いお店で、後で聞くと創業30年余り。そんな古いお店で、しかもこのビジネス街にもスグの場所に立地。なんで今まで気づかなかったんだろう、とも思っていたのですが。
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高倉通りには少し年季の入った看板があるのみで、お店自体はそこからさらに路地を入った突き当りにあります。しかもこんなに奥まっていたら、そらわからんわぁと思えるような隠れ家感(笑)
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入口には杉玉と銘酒八海山の樽、そして年季の入った暖簾がかかり、なんとなく店構えからして期待が持てる予感。今回は遅い時間帯からの入店で全く予約はしていませんでしたが、すんなり入店。本来は要予約だそうです。店は主に常連客でにぎわっていました。
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店内はこれまた年季の入ったカウンターに割と年配のご主人。カウンター上のガラスケースにはこっぺ蟹が待機し、ここに来て正解だなと確信(笑)
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店内には法被や芸舞妓のうちわが飾られ、若干北海テイストを感じるものもあったり。壁には『酒匠認定の店』の看板が飾られ、御主人は利酒師でもあり。なので、日本酒バリエーションも豊富で間違いなし。
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さらに、天井からは干物ですかね。ワイルドにぶら下がっています(笑)
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店内にはテレビもついていて、さらにカウンター上のちょっとした情報の多さもまた和みます(笑)その場の空気に自分自身が溶け込み紛れ込む感じというか。
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1軒目で呑んで来たので、軽く日本酒をたしなもうと女将さんに聞くと、味の好みを聞かれ、その候補となるお酒をいくつか挙げてもらい、そこからこちらをチョイス。山形県酒田の銘酒・上喜元の純米吟醸超辛。
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水鳥のことく、グラス淵からちびりと。甘さなく料理に合う個人的に飲みやすい口当たり。
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突き出しに子持ち昆布。
プチプチとした歯触りに、またお酒がすすみます。
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この日のメニューはこちら。いかにも呑兵衛が小躍りしそうなラインナップ。ハシゴ酒2軒目じゃなく、1軒目でもよかったのでは、と思えるような。お造りの魅力的な魚たち、さらに今がシーズンのこっぺ、さらに珍味も。
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で、最初から核心的チョイス。つい最近解禁になったこっぺがに。兵庫県香住産のもので、ちょっと大きめ。お店によっては端正に甲羅に美しく盛りなおしたものもありますが、食べやすいように展開された状態。ワカメも添えらえています。
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内子や味噌はそのままで、ということで。濃厚で美味い!美味しいカニにありつけた喜び。
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身や外子は添えらえたカニ酢で。やさしいマイルドな酸味。カニの風味や旨味、甘みを引き立てるような。
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さらに、カキフライ。この日のラストだったようで。それでも大粒の北海道ブランド牡蠣の仙鳳趾産。個数で注文できます。
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いいバランスのカリカリ衣にたっぷりタルタルソースをつけて。海のミルクがじんわり流れ、ハフハフしながらクリーミーな美味しさ堪能。

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さらに最後の〆として、お店の名物『素焼そば』。中華麺に醤油ベースの和風味にパンチの効いた胡椒の味付けで炒め、具材は全くなく、最後トッピングにたっぷりの白ネギというシンプルな〆メニュー。
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〆メニューと言いつつ、胡椒辛さや白ネギの風味から、アテとしてもバッチリで、とても粋な一品。

今回は2軒目だったので、注文したメニューが限られていましたが、他のものも食べてみたい、引き出しの多いお店という印象。何より、カウンターの客が皆料理が出てくる度に喜び、お酒とともに美味しそうに食べていたのが印象的。ご主人と女将さんの和やかな接客にも皆酔いしれ、リピーターになるのもわかるような。特に冬はお酒のアテが充実していい季節。また行きたいお店です。

ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:酒亭笹蔵
場所:京都市中京区御池通間ノ町上ル高田町509-4
電話:075‐252-3210
営業時間:18時~23時(要予約)
定休日:火曜日
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