2023年7月6日 更新

【茅の輪くぐり2023】珍しい子供用の茅の輪も 美しい花手水も魅力「紫野 今宮神社」

今年も早一年の折り返しが過ぎ、夏越の大祓、茅の輪くぐりが市内各所で行われました。玉の輿神社として知られる今宮神社。茅の輪、茅之小輪と境内の様子を紹介します。

大小の茅の輪があります

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京都市北区紫野に鎮座する今宮神社は994年に建立、玉の輿神社とも呼ばれ、親しまれています。
今宮神社では珍しい子供用の茅之小輪があり、夏越の大祓に合わせて、花手水の演出をされています。境内の様子を紹介します。
(茅の輪は現在は撤去されている可能性有)
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今宮神社の本社です。大国主命、事代主命、櫛稲田姫命が祀られており、1892年(明治25年)に再建され比較的新しく、風格を感じる社殿だと思います。
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夏越の大祓とは、伊弉諾尊の禊祓を起源とし、6月に行われる祓を夏越の大祓と呼ぶそうです。人形(ひとがた)をもちいて、身についた半年間の穢れを祓い、無病息災を祈るため、茅の輪を三回くぐりながら唱えます。
今宮神社では拝殿の前に茅の輪が設置されていました。
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今宮神社の茅の輪くぐりは、左・右・左の順にまわります。
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心で「水無月の夏越しの祓する人は千歳の命延ぶといぐなり」と唱えながらくぐります。
今年の後半も無事に過ごせたら良いですね!
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花手水のそばに「茅之小輪」という小さい茅の輪が設置されていました。
子供用と明記はされていませんが、子供もくぐりやすいようにと設置された様です。子供以外がくぐっても良いそうですが、社の思いやりを感じます。あまり見かけたことがなく、珍しいと思いました。
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今年の花手水です。紫陽花をベースに、桔梗を立体的に生けてありました。色合いがブルー系でとっても綺麗でした。
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花手水と神橋、茅之小輪があり、華やかな風景です。
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阿呆賢さんです。古来より神占石と言われ、心を込めて撫でて、体の悪いところを摩ると、病気の回復を早まるそうです。
また重軽石とも言われる、大変有難い石です。
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新緑に包まれた東門です。秋の紅葉も素敵な様で、いつか見てみたいです。
今回は珍しい茅の輪を紹介しました。機会があれば、訪れてみてくださいね。

スポット情報

名称:今宮神社
住所京都市北区紫野今宮町21
電話番号::075-491-0082
拝観:境内自由
関連ページ:http://www.imamiyajinja.org/
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