2018年6月6日 更新

手をけ弁当で有名な【京料理 六盛】で思い出の味を食べに行く『最先端星人の京都探索』

平安神宮西側にある明治32年創業から京料理ひとすじの「京料理 六盛」古都の香り漂う空間で、六盛名物の「手をけ弁当」をいただいてきました。筆ペン画家の最先端星人がレポートします。

平安神宮のすぐ近く【京料理 六盛】

 (124866)

【京料理 六盛】は平安神宮のほぼ隣に位置する、明治32年創業から110年以上も京料理ひとすじの老舗料亭。
今回は六盛名物の『手をけ弁当』を食べにやってまいりましたん。
訪れたのは5月末で、鮮やかなツツジがお出迎え。
 (125427)

今回のお目当て『手をけ弁当』は、六盛二代目当主が冷奴の入った桶に目をとめ「あれを料理の器にできないか?」とひらめいたのが始まりなんだって。
人間国宝・中川清司作の手桶の器に、色とりどりの旬な食材を盛り込んだ『手をけ弁当』が♪食べたくて♪食べたくて震える~♪
 (125428)

六盛はとても広く、120名を迎えることができる大広間や、個室、茶室仕様の間、庭付きの間、イス席、座敷など大小の個室があるよ。
結婚式の披露宴や同窓会などにも利用されているみたい。
ちょうど舞妓さんが来ていたよ。
 (124867)

京都ならではの奥行きのある店内。
和の空間が広がっているよ。
 (124868)

 (125429)

緑の美しい座敷。
大きなガラス張りで景色も味わえる贅沢な空間。
 (125430)

今回、ネットで【手をけ弁当 ¥3,240(税込) サービス料別】を予約してきたよ。
まずは黒豆茶と、うすいえんどうのお流しを頂きまする。
 (124878)

六盛名物【手をけ弁当】
白木の手桶に色とりどりの食材が映えますなぁ。
とても美しいでござる。
 (124876)

 (124881)

優しい出汁の染み入った素材の味を活かした煮物たち、魚(何のお魚か忘れた。すまぬ。)、エビ、鶏、だし巻き玉子、なます、ウニ、他にも様々な食材が詰め込んでありますん。
どれも美味しい。そしてとても満腹になる。
 (125431)

歴史ある「いにしえの味!」が手桶に詰まっている◎
伝わったかな?!
 (124882)

湯葉の赤だし。
よくある汁物碗でなく、オシャレな碗に入っている。
 (124883)

笹巻の生麩饅頭。
中に柚子味噌餡が入っているよ。
これまた美味しいんだ。
 (124887)

六盛ではカフェもやっているよ。
その名も「六盛茶庭」
スフレが推しらしいよ。
今度、絶対食べに行くつもり♪

25年ぶりに訪れました

 (124890)

この写真は25年前の1993年に祖母と六盛に訪れた時に撮ったものです。
平安神宮へ行った帰りに「六盛の手をけ弁当が美味しいよ」と祖母が連れてきてくれました。
25年前といえばボクが中学一年の時(当時はダボダボのオーバーオール着ていた。)

昨年96歳で祖母が亡くなり、久しぶりに祖母との思い出の「六盛」に訪れました。
店員さんにこの写真を見てもらうと、「秋にお越しになられたのですね」とのこと。
秋になると蹲の前に菊を置くそうです。
 (124891)

今回、母と伯母と行きました。
25年前と同じ場所で記念撮影。

祖母のことを思い出しながら食べた「手をけ弁当」はとても懐かしく美味しかったです。
祖母にもう会えない、声を聞くことができないと思うと寂しいですが、祖母のぶんもこれから綺麗な景色や美味しい食べ物を感謝して味わって生きていきたいと思います。

【六盛】店舗詳細情報

■住所
京都市左京区岡崎西天王町71
(平安神宮西横・疎水北側)

■電話
(075)-751-6171

■営業時間
平日 11時30分~14時 16時~21時
土・日・祝 11時30分~21時
ラストオーダー 昼(平日)14時、夜20時

※スフレ&カフェコーナー 14時~17時(LO)

■定休日
月曜日
※祝日の場合は営業

■HP
https://www.rokusei.co.jp/
21 件

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

最先端星人(筆ペン画家) 最先端星人(筆ペン画家)