2016年11月23日 更新

【京都大徳寺】赤い宇宙が間もなく完成します!やっぱり人気の絶景紅葉スポット☆「高桐院」

まあこの時期、人が写り込まないシャッターチャンスなんてありえません(笑)ましてや、ここは絶景紅葉スポットとして名高い高桐院ですから。で、赤じゅうたんチェックに行ってきました。

平日の昼時に

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この日は大徳寺で檀家向けの集会があったようで、正装のお坊さんが何人も境内を行き来。大徳寺って、けっこうそういう集まり多い印象です。

で、塔頭のひとつ「高桐院」へ。
高桐院は戦国大名で有名な細川忠興(三斎)が、父や弟を開祖として建立した寺院。細川氏の菩提寺でもあります。

忠興は茶人としても有名で、千利休の七哲の一人とされ、高桐院には千利休ゆかりの品も多くあります。書院は利休の邸宅を移築したもので、書院に続く茶室「松向軒」は秀吉(1587年)北野神社で開いた大茶会で使われた茶室と伝えられます。
境内には細川忠興や夫人の細川ガラシャの墓もあり、書院の庭は楓をうまく配し、紅葉スポットとしても大変有名。

以前、JR東海の「そうだ、京都行こう」の紅葉時期のポスターにもなり、大反響。
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この日は平日のお昼。来る途中、どこの紅葉スポットのお寺も激コミだったんで覚悟はしてましたが。すでに撮影待ちの渋滞(汗)
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ずっとシャッターチャンスを伺って待っていても、次々と新たに人が来るので。
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まだ、真っ赤というには若干早かったですかね。グラデーションがかかり黄色から赤色優勢に差し掛かってる途中。
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日当たりがいいところの色づきが早いのか、参道も建物が近づくにつれ、赤いじゅうだんに。
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色とりどりのモミジが散りばめられた参道。

文芸・絵画・芸能・建築等、諸々の芸術領域における日本文化の基層となる理念の一つ「幽玄」。秋の紅葉を天蓋に頂く一直線の参道はそんな気で満ちています。

いつもはエントランスだけですが

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で、今回はちゃんと拝観料払って入ってみましたよ。まあ、混んでましたよ(笑)

すでに、赤じゅうたんができる庭園まわりの縁側にはギャラリー多数。
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まあ、ちょっと早いといえば早かったかな。
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一部、こんな具合に赤いじゅうたん。
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聚楽第の千利休の邸宅書院を移築した意北軒。侘び寂び感が漂っています。
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書院につづく名茶席・松向軒。豊臣秀吉が催した北野大茶会(きたのだいさのえ。北野天満宮における大規模な茶会。)の際につくった茶室を移築したものと言われ、茶室に珍しい黒壁。低い天井。ちょっと籠もれる瞑想の場の雰囲気。なんともいえないオーラが漂っています。

紅葉を楽しみにして来ましたが、むしろ建物の凄みというか独特の侘び寂び感がとても魅力的。今週末くらいには紅葉も最盛期じゃないですかね。どこも観光客が多いと割り切って、ぜひ足を運んでみてはいかがですか。

ヨ~イヤサ~♪

大徳寺・高桐院 への口コミ

大徳寺・高桐院 基本情報

名称
高桐院
住所京都府京都市北区紫野大徳寺町73
電話番号
075-492-0068
拝観時間:9:00~16:30
拝観料:大人400円 大学生400円 高校生400円 中学生300円 小人200円
関連URL:kanko.city.kyoto.lg.jp
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