2024年1月17日 更新

【2024初詣】華やかな花手水と名水百選、珍しい盗難除けも「水無瀬神宮」

水無瀬神宮が鎮座する島本町は、長岡京市に隣接し市外局番は、京都と同じく「075」。京都つながりということで、新春の境内の様子を紹介します。花手水は1月7日、宮灯篭は15日に終了しています。

華やかな花手水を愛でる初詣

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水無瀬神宮は、京都に隣接する、大阪の最東に位置する島本町に鎮座する神社です。アクセスは阪急水無瀬駅及びJR島本駅から徒歩10分ほど。境内には名水に指定された離宮の水や、伝説にまつわる盗難除け授与など、ご利益や見どころの多い神宮です。
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水無瀬神宮の創建は1240年(仁治元年)。
後鳥羽天皇・土御門天皇・順徳天皇を祀られている格式高い神宮で、学問やスポーツ上達、安産祈願などのご利益があります。
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新春恒例となる花手水「菊水」です。
御祭神の後鳥羽天皇は、菊をこよなく愛されていたそうで、現在皇室の菊の御紋も、後鳥羽天皇からと伝わります。菊の美しさも知っていただきたいとの事から、毎年恒例となっている新春のおもてなしです。
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今年は大きな白のダリアの様な菊?でしょうか。そちらが入っていることで、より華やかに。色んな色の菊と、毎年入っている黄色いピンポンマムも可愛かったです。

離宮の水

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手水舎の周りには、常に行列が出来ていました。お目当ては、「離宮の水」です。
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昭和60年に環境省認定「名水百選」に選ばれました。アトピー性皮膚炎や体の調子が良くなると言った声が多く聞かれ、恩恵を受けに地元の方や、遠方からも取水に来られているそうです。
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取水時間は午前6時から午後5時までです。参拝の際は、ペットボトルなど持って行くと良いかもしれませんね。

ことのは

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昨年新しく登場した「ことのは」です。ことのはとは、心の言葉を意味するそうです。言葉には古来より不思議な力が宿り、我々の力になると言われています。願いを書いて筒の中へ。ことのはかけに掛けて祈願します。(通年祈願可、初穂料500円)
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こちらの筒、和柄で可愛いです。時折風で揺れることのはを見ているだけでほっこりします。皆さんの願いが叶えば良いですね!
水みくじ

水みくじ

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手水舎そばには、水みくじの手水が。こちらにも菊が浮かべられていて、綺麗でした。

石川五右衛門と盗難除け

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神門の柱にある石川五右衛門の手形です。
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文禄年間の頃、歌舞伎などで大泥棒として演じられる石川五右衛門が、神宮の神宝の大刀を盗もうと忍び伺いしも、神様の力で神門内に入れず、柱に手形を残し立ち去ったと伝わるそうです。
この神話にちなんで、盗難除けを授与されています。
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こちらが盗難除けで、かなり珍しいと思います。伝わる神話にちなんでいて、ご利益ありそうですね!

宮灯籠

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近隣の保育園児達の絵が使用された可愛らしい宮灯籠です。1月15日までライトアップされていました。
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今回は新春の水無瀬神宮を紹介しました。今回は地元の参拝客が多かったのですが、四季折々 足を運びたくなる魅力がある神宮だと思います。
近くへ行かれた際には立ち寄られてはいかがでしょうか?

スポット情報

名称:水無瀬神宮
住所:大阪府三島郡島本町広瀬3丁目10−24
電話番号:075-961-0078
拝観:境内自由
関連ページ:https://www.minasejingu.jp/index.html
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