2017年5月16日 更新

【京都建物探訪】レンガ造りのレトロな明治近代建築!化石発見もできる!!猫展も絶賛開催中☆「京都文化博物館」【三条高倉】

猫展の帰り。そういえば、けっこうな歴史的建造物なのにちゃんと建物として観察してなかったな、と。改めて、そんな視点で。レンガ造りの重厚な明治近代建築。素晴らしい意匠の数々。

重厚感あふれるレンガ造りの明治建築

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三条高倉。このあたりのランドマーク・京都文化博物館。たまたま猫展を見にきましたが。
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レンガ造りの、明治時代の近代建築。そして、別館は国の重要文化財に指定。
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旧日本銀行京都支店。明治時代、日本銀行本店や東京駅の建築も手掛けた建築家・辰野金吾 によるもの。「辰野式」とまで呼ばれる、赤煉瓦と白い花崗岩を組み合わせた建築様式が特徴。
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辰野式の建物は、京都にはあとみずほ銀行京都中央支店。一度解体されてレプリカ再建になってますが。
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アーチにレトロ感。けっこう、明治建築に多用されてますよね(笑)
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昔は銀行の営業室として使用されていたホール。天井が高い。
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営業室とパーテーションで区切られた客溜り。照明も当時と変わらない姿に再現。
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当時の意匠がとても丁寧で凝ってます。
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カウンター下の台座の意匠にうっとり。
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古い建物で、大理石部分もあるかと。となると、化石もあるのか?と。
で、館内にいた職員の方に質問してみると、こちらですよ~と手慣れた感じで案内していただきました。よくそんな質問を受けるんですかね(笑)
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こちらは二枚貝。ド派手なアンモナイトみたいなのはないそうですが、他フズリナなど。化石博物館でもあり。

中庭のギャラリーにも遺跡が

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そして、博物館中庭。前田珈琲がありテラス席も。
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その脇に、礎石と礎盤。江戸時代初期に作られた南禅寺三門の礎石と礎盤を模作したもの。
写ってませんが、この右側には、千本丸太町交差点北西の内野児童公園から発掘された平安宮大極殿の礎石。
何気に文化博物館、遺跡の宝庫でもあります。そんな着眼で訪れるのも面白い場所ですね。

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詳細情報

住所:京都府京都市中京区東片町623−1
電話番号:075-222-0888
関連サイト:http://www.bunpaku.or.jp/
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