2021年3月8日 更新

【京都南丹】蒸気機関車が芋を焼く?「関木材やきいも部」が話題

京都府南丹地域で営業している「関木材やきいも部」をご存知だろうか。移動販売の石焼き芋屋だが、蒸気機関車が芋を焼いていることが話題で、京都新聞でも紹介された。

焼き芋を乗せたSLが南丹を走る

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「関木材やきいも部」は「関木材」で代表を務める五島ススムさんが、今年1月にスタートさせた焼き芋屋だ。本職で使う木材を活用しようと、薪で焼き芋を焼こうと考えた。

ふだんは主に、南丹市八木町の「れいん房 本店」横で販売している(他所で出店することもあるので、くわしくはInstagramで確認を)。五島さんは、れいん房の元従業員でなじみがあることから、この場所を拠点に営業している。

※参考 京都新聞の記事( https://www.kyoto-np.co.jp/articles/-/514496
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みんなに楽しんでもらおうと、SL型の窯を特注で用意した。煙突からは煙が立ち上り、ピーッと汽笛も鳴る本格的な造りだ。このまま走り出しそうなぐらい、精巧に仕上がっている。

薪は車体正面下部に入れられ、芋は、SL側面にある引き出しで石焼きされる。

蜜芋のような焼き芋を実食

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焼き芋に使われている品種は、おもに紅はるか。一般的な焼き芋の2倍以上の時間をかけて焼かれるので、粘度と糖度が高い「蜜芋」に仕上がる。自然な甘みだがスイーツのように美味で、あっという間に完食した。

現在は焼き芋だが、暖かくなったら芋のタルトを検討しているそうで、通年営業していく予定だという。

おわりに

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同所では、れいん房もテイクアウト販売をしている。炭火焼きの山賊焼きやお弁当などが並び、日によっては割引キャンペーンを行っているので要チェックだ。

店舗情報

店舗名:関木材やきいも部
場所:れいん房 本店(京都府南丹市八木町室河原中塚29・https://www.shinainet.com/
電話:080-5313-0888
営業時間:10:30〜19時頃(売切次第終了)
定休日:不定休
Instagram:https://www.instagram.com/jin.wudao/
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