2022年6月25日 更新

【京都あじさい】新Spot登場♪ 花手水や約5000株の紫陽花も魅力的「柳谷観音」【京都花めぐり】

京都長岡京市、西山三山として知られる柳谷観音。花手水の聖地としても知られ、楽しめます。今年は新Spotが登場し、人気となっています。あじさいウイークは、6月30日迄です。

約5000株の紫陽花と花手水が魅力

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京都府長岡京市にある柳谷観音楊谷寺の開山は、806年。清水寺の開祖延鎮によって開山されたと伝わっています。善峯寺・光明寺と共に、西山三山と呼ばれています。
SNSで話題になり、人気が定着した花手水の聖地でもあり、多くの方を魅了しています。
紫陽花の名所としても知られており、現在あじさいウイーク(6月30日まで)が開催されています。
境内の花手水を中心に、今回登場した新スポットや、紫陽花の様子も紹介します。(6月中旬拝観)

あじさいウイーク詳細

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柳谷観音あじさいウイーク
2022年6月1日〜6月30日
開門9:00~閉門16:00 ※16時まで入山可能
拝観料 700円 上書院・寺宝庫拝観料 800円
●上書院特別公開
●寺宝庫 小人ミイラ公開(TV朝日 ナニコレ珍百景にて昨年放送)
●花手水まつり
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柳谷観音の境内図です。花手水の場所も記されています。

新スポット

紫陽花と鳥居

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本堂右手奥、弁財天付近にある新Spot。階段に置かれた色とりどりの紫陽花と、鳥居の素敵な風景が愉しめます。たくさんの方が撮影されていました。

青もみじのハート

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今年SNSで話題の『青もみじのハート』です。奥之院参道の眼力社との分かれ道付近で見ることができます。曇っていましたが、ハートがとってもキュートでした。撮影方法も現地に表示されていました。

花手水と境内の様子

龍手水

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柳谷観音の五つある花手水のメイン、龍手水です。
柳谷観音の花手水は、歴史と四季を感じる聖地にしたい、不安な現代にご利益とともに五感を通じて心に平安をとの思いで、始められたそうです。
撮影する人、目で見て楽しむ人、様々ですが、見ていて気持ちが安らぎます。
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ハートのプレートが置いてあり、こんな写真も撮れますよ♪ とっても可愛いです。
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柳谷観音の本堂です。(京都府登録文化財)ご本尊は眼病諸病平癒の十一面千手千眼観世音菩薩で、毎月17,18日に御開帳されています。

庭手水

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本堂から浄土苑へ入ったところにあります。ブルーの紫陽花が浮かべられていて、庭園と共に楽しめました。

浄土苑

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名勝庭園 浄土苑。
岩の一つ一つが仏さまとされていて、皐月やドウダンツツジなど、四季折々の風景が楽しめる名勝庭園です。

恋手水

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浄土苑から上書院へ向かう階段のそばにあります。3匹の小鳥がなんとも可愛い。真ん中の紫陽花がハートになっていて、恋手水という名前にピッタリです。

上書院特別公開

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明治時代後期の建立で、通常非公開の上書院。あじさいウイーク期間中は、公開されています。事前予約制ですが、平日拝観した際には、受付で予約が取れました。滞在時間20分と限定されていますが、意外にゆったりと景色を楽しむことが出来ました。
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上書院1階に登場した、リフレクションが撮れるテーブル。こんな景色が撮れます。曇天なのが残念ですが、とても綺麗でした。こちらも撮影方法が表示されています。
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青もみじの手水。
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上書院二階から見る景色です。紅葉も素敵ですが、青もみじの季節も趣があります。

琴手水

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上書院から奥之院へ、拝観順路に沿って進みます。
心琴窟という水琴窟が琴手水(花手水)となっています。
柄杓で水を石にかけると、鐘が響くような音がします。小さい音なので、音を聞く竹筒も用意されています。音にも花にも癒される空間でした。

あじさい回廊

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奥之院へと向かう回廊の両サイドに、紫陽花が咲いています。今年は灯籠に灯りが灯され、幻想的な風景でした。
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奥之院

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奥之院は大正元年に建立、大正4年に一度焼失し、昭和5年に再建されました。大きな提灯が印象的です。

愛染社付近

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奥之院の裏手にあたりますが、可愛いお地蔵さんが二体おられます。和傘も置いてあって、華やかです。
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ハートの飛び石でしょうか。こんな所にも可愛いおもてなしが詰まっています。
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奥之院の参道に、クローバーの型抜きが可愛いデザインのベンチがあります。後ろには紫陽花が置いてあり、クローバー越しに紫陽花が楽しめます。
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モリアオガエル生息地です。たくさんの卵の抜けた後があり、時折カエルの鳴き声が聞こえてました。

四季のみち

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四季のみち周辺は、色んな種類の紫陽花がたくさん咲いていました。
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こちらにもハートのベンチがあり、とっても可愛いです。
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階段脇にもたくさんの紫陽花が咲いていました。

苔手水

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寺宝庫の横にある手水です。
苔に覆われていて、いきいきとした苔と紫陽花が綺麗でした。

おこうずい

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独鈷水(おこうずい)は、811 年に、空海が眼病に悩む人々のために霊水にされた、とても有難い湧き水です。皇居が東京に移るまで天皇家にも献上されていました。今も眼病平癒の水としてたくさんの方に信仰されています。
コロナ禍の影響で、コップの設置はありませんが、容器を持参して、汲んで持ち帰れます。確か容器も販売されていたと思います。詳しくは社務所でお尋ねください。

御朱印

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6月中旬に拝観した時の御朱印です。一種以外は書き置きでした。変更している可能性があるので、授与所でご確認ください。
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雨の日限定の御朱印です。雨の日に拝観したので、授与していただけました。

今回は見どころが多い柳谷観音を紹介しました。6月末まで週末にライトアップも行われているようで、魅力たっぷりです。
紫陽花と花手水など、初夏の季節を楽しめますので、立ち寄られてはいかがでしょうか?

柳谷観音 on YouTube

あじさいウイークの様子を動画でまとめました。良かったらご覧ください。

スポット情報

名称:柳谷観音 楊谷寺(やなぎだなかんのん ようこくじ)
住所:京都府長岡京市浄土谷堂ノ谷2
電話番号:075-956-0017
関連ページ:https://yanagidani.jp/
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