2024年1月14日 更新

【京都ラーメン】50年続く元祖豚骨醤油ラーメン老舗本店は今も激アツ人気「ラーメン藤」

おおきに~豆はなどす☆今回は南区、地下鉄十条駅にも近い場所にある京都ラーメンの老舗。豚骨醤油ラーメンの元祖とも言うべき美味しさは、今も健在で大人気。

十条駅近く、京都ラーメンの老舗

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南区東九条、地下鉄十条駅にもほど近い場所にある京都ラーメンの老舗『ラーメン藤 本店』があります。この日は映画を見た帰りの平日で、久々に食べたくなり立ち寄ってみました。

ラーメン藤はオールドタイプの京都ラーメン、豚骨醤油系ラーメンの代表格とも言えるお店の一つで、今年で創業50年。かつて私が幼い頃、初めて口にしたラーメンがここの支店のもの。その支店はもはやありませんが、山盛りの野菜とネギ、濃厚な豚骨醤油スープ、ラーメンを求める客の行列、カウンター越しから活気あふれる厨房の様子。その光景と舌の記憶を今も覚えている、そんなラーメン店の本店。

ラーメン藤は京都市内を中心に支店を持つチェーン店で、以前はもっと店舗数もありましたが、現在では京都市内に3店舗。他、滋賀、大阪にも支店があります。
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この時すでに昼のピークをかなりすぎて15時前くらいの時間帯でしたが、それでもカウンター席はほぼ満席でその人気ぶりに驚かされます。

最近のラーメンチェーン店では、こんな具合にカウンター越しのすぐ近くからラーメンをつくってる様を見渡せるお店も少なくなりました。京都ラーメン店の原風景とも言える営業スタイルが今もここには残っています。
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そしてメニュー。最近では定番ラーメンですら1000円超えのお店もある中、値上げはされましたが、比較的リーズナブルな設定のままであることに安堵。

ただ、以前とは違い営業時間10:00~18:00で、夜の営業はされていない様子。もしかしたら、こちらも昨今の人手不足による人材確保が困難で、やむなく営業時間を短縮されるようになったのかもしれません。
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味変アメニティーも前回来店した時より若干変わっていたものもあり。

で、今回はラーメン並850円、特製ラーメン1050円を注文。いずれも麺硬指定で。
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まずは特製ラーメン。個人的にラーメン藤のラーメン鉢と言えば、このブルー基調のやつというのが記憶に刷り込まれています(笑)年季の入ったラーメン鉢。並よりもチャーシュー多め、メンマ入り。
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そして、私の注文した並がこちら。特にネギや野菜多め指定してなくとも、けっこうたっぷりなのがラーメン藤の特徴で気に入っているところです。自分がネギスキーなのは、多大にラーメン藤の影響とも言えます(笑)
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まずはスープ。元祖豚骨醤油味。しかも、至ってシンプルな味わいです。最近まで新旧いろんなタイプのラーメンを食べてきましたが、それと比較しても旨味や豚骨風味、醤油の感じなど、なんとも安心する味わい。原点に帰るような。
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麺は黄色いタイプの細ストレート麺。これも昔から舌に刷り込まれた、馴染み深い美味しさ。

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チャーシューは薄くスライスされた煮豚タイプのやつで、スープや麺、他具材と同化するように紛れる感じで、これも変わらない理屈抜きの美味しさ。
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そうやって夢中で平らげ、完食完汁ゴチ!

恐らく、誰にでも初体験で美味しいと思ったラーメンの記憶ってあると思いますが、それは後々にもたまに食べたくなるラーメンであったり。私にとってのそれは、こんな豚骨醤油系のネギどっさりタイプのラーメン。そんな自分のお気に入りを友人知人と語り合ったりするのも、ラーメンくらいじゃないですかね。ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:ラーメン藤本店
場所:京都市南区東九条南石田町111-1(久世橋通り烏丸東入ル)
電話番号:075-661-3839
営業時間:10:00~18:00(2023年8月21日より)  第2水曜日 10:00~17:00
定休日:木曜日
店舗HP:http://www.ramen-fuji.jp/honten.html
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