2023年2月11日 更新
【2023京都節分祭】華やかな節分祭 舞妓さんの笑顔で福来る「北野天満宮」
昨年はコロナ禍を鑑みて、静かな豆まきが行われていましたが、今年は例年通りの賑やかで華やかな、芸舞妓さんの豆まきが行われました。豆まきと狂言、舞踊奉納の様子を紹介します。
活気があり、華やかな豆まきで福来る
北野天満宮は947年に創建、全国の天神社・天満宮の総本社です。学問の神様として広く知られていて、多くの方が参拝されています。節分祭は京都市内の多くの寺社で行われていましたが、「四方参り」の一社、北野天満宮の節分祭の様子を紹介します。
北野天満宮の節分祭は、追儺（鬼やらい）が行われ、一年の災厄を除け、病気をお祓いする祈りをこめた年中行事です。
本殿での節分祭が行われ、その後、神楽殿にて茂山千五郎社中による「北野追儺狂言（きたのついなきょうげん）」と、上七軒の芸舞妓さんによる日本舞踊の奉納があり、盛大に豆まきが行われます。
本殿での節分祭が行われ、その後、神楽殿にて茂山千五郎社中による「北野追儺狂言（きたのついなきょうげん）」と、上七軒の芸舞妓さんによる日本舞踊の奉納があり、盛大に豆まきが行われます。
北野追儺狂言
13時より茂山千五郎社中による北野追儺狂言奉納が行われました。
北野追儺狂言は北野天満宮オリジナルの狂言だそうです。茂山千五郎社中は江戸時代より続く狂言師で、現在は十四世が務められています。
三光門近くにある福部社には、福の神が祀られています。鬼が登場して、鬼に対して福の神が北野天満宮の大神様のご申告を告げられます。それを受けて、鬼は豆を受けて逃げていく･･･と神職の方が解説されていた物語をざっくりとまとめました。
あまり良いポジションで撮影出來なかったのですが、雰囲気が少しでも伝わりますように。
あまり良いポジションで撮影出來なかったのですが、雰囲気が少しでも伝わりますように。
日本舞踊奉納 上七軒歌舞会
狂言の後に、上七軒の日本舞踊奉納が行われました。まずは舞妓さんお三方の、美しく艶やかな舞の舞踊奉納です。ふじ千代さん、ふみ苑さん、市ゆうさん。(公式Instagramより)
こちらもポジションが悪く、中々思うように写真が撮れませんでしたが、雰囲気が伝わればと思います。
こちらもポジションが悪く、中々思うように写真が撮れませんでしたが、雰囲気が伝わればと思います。
次は芸妓さんの舞踊奉納です。
勝貴さん、勝彩さん。(公式Instagramより)
落ち着いた雰囲気ですが、こちらも艶やかで美しい舞です。
勝貴さん、勝彩さん。(公式Instagramより)
落ち着いた雰囲気ですが、こちらも艶やかで美しい舞です。
最後は芸舞妓さん５人での舞踊奉納でした。演目はわかりませんが、毎年「上七軒夜曲」という演目を披露されるそうです。
豆まき
「鬼は外～福は内～」大きな掛け声とともに、芸舞妓さんと茂山千五郎社中の方々による、豆まきが行われました。中央は福の神を演じられていた方。模範的な撒き方で(笑)たくさんの方が手を伸ばされていました。
舞妓さんは、投げたり、手渡ししたり…見ていて癒されました。
投げた福豆が屋根に当たるという、微笑ましいこともあり、境内が和みましたが、福豆を取ろうと皆さん手を伸ばしておられます。
美しい芸舞妓さんの笑顔。この笑顔が見れただけでも、福が来そうですね！
天神さんの福豆は、たくさん入っていて、とっても美味しかったです。
福豆の裏面には、節分の解説が書かれていました。福豆にあやかれなかった方のために、節分祭終了後、社務所前で福豆の配布がありました。長蛇の列で、早々に無くなっていました。
境内の様子
北野天満宮は市内随一の梅の名所。赤目の牛そばの梅をはじめ、境内の梅が寒さに負けず、ちらほら咲き始めていました。
本殿の屋根に１月末の雪が残っていました。寒さが続きますが、梅も咲き進み、春が少しずつ近づいて来ていますね。
今回は北野天満宮の節分祭の様子を紹介しました。皆さんに少しでも福が届きますように～！
今回は北野天満宮の節分祭の様子を紹介しました。皆さんに少しでも福が届きますように～！
北野天満宮 on YouTube
舞妓さんの豆まきの様子を動画でまとめました。ショート動画なので、気軽にご覧ください(^^)
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