2023年4月12日 更新

【京都土産】病みつき『じゃこ山椒』はんなり味☆山椒好きマヨネーズも「しののめ寺町」

おおきに~豆はなどす☆今回は中京区丸太町寺町通を下がった場所にあるちりめん山椒の名店。友人への土産探しで行ってきました。

京都土産の定番が上品に変身し贈り物として喜ばれる逸品に

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中京区、丸太町寺町通を下がった場所にあるお店『しののめ寺町』。前々からずっと気になっていたお店で、今回遠方に住む友人への土産に、何かいいものはないかとやってきました。
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京都の名産品として挙げられるちりめん山椒。地元では日常でもよく食される佃煮。有名な老舗佃煮から料亭、さらには年配層のご婦人が家庭でも好みの味に炊き上げたご飯のお供、常備菜として活用されるポピュラーアイテム。私の場合は母手製をいつも食べているので、普段購入する機会なく、たまに和食屋さんの食事の最後にご飯のお供でいただくくらい。

そんな数多あるちりめん山椒の中でも注目される、こちらの『じゃこ山椒』。中には、一度食べたら京都土産のマスト!という方もいて、さらにこのキャッチコピー「京都一やさしいお味のじゃこ山椒」と。これは土産にちょうどいいのでは?と。
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店内は入口からも想像つくように間口に比例したこじんまりとしたスペースに商品が並びます。

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対面カウンターがあり、ショウケースには進物用の包装形態サンプルなどもあります。
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で、こちらがそのじゃこ山椒。こちらで包装紙なし一袋670円。さらに贈答用の巾着入りや水引細工が施されたケース入りなど。
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他にも、季節限定のアレンジバージョン、桜おじゃこや九条ねぎおじゃこもあります。
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ただし、いずれも合成保存料等を不使用で要冷蔵。じゃこ山椒の場合は賞味期限3週間とのこと。
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他、ちょっと面白いもので、山椒まよねーず900円。こちらは未開封状態なら常温でもオッケー。開封後は要冷蔵。
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さらに、山椒を使ったスペインクッキー、ポルボロンもあります。
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で、今回は自宅でも一度賞味してみようと思い、じゃこ山椒と山椒まよねーずを購入。
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まずはじゃこ山椒。
丁寧に手づくりされた逸品。通常よくあるちりめん山椒と比較すると、その色目の薄さ、ちりめんじゃこの極小さが光ります。その中に、実山椒の存在感。白醤油使用なんですかね。とても上品な印象。
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で、早速定番のいただき方で白飯の上にのせて食べてみました。
じゃこの海産物的風味、旨味がまず立ち上がり、時折実山椒の上品でマイルドな風味と痺れ。おじゃこの口当たりの上品さも実感。そして、みりん効果でふんわり甘く、醤油の角が立つような塩味はなく、丸みのある優しい味わいです。
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さらに山椒まよねーず。綿実油、米黒酢、卵黄がマヨネーズのベースになっているようです。そして、味のポイントとなる山椒は国産100%使用。
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見た目、わりとぽってりと固めに仕上げた様子のマヨネーズで、黒いプツプツとしたものが山椒のようです。で、どんなものに合うかと、まずは味見。

比較的卵黄がリッチに入っていてコク味濃厚。さらに米黒酢のしっかりとした個性を持つ酸味。さらに綿実油の風味。で、山椒はマイルドに爽やかな風味を与えています。じつは最初、マヨネーズに山椒混ぜただけか、と単純な味を想像してました。が、全体の印象として、まるでフレンチのオランデーズソースを思わせるような卵黄リッチ感で、前者とはまったく別物。シンプルに野菜スティックなどにつけたり、肉や魚のソース代わりにしたり、何に使っても美味しさをグッと引き上げてくれる優れものです。
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そんな、そもそも美味しさのポテンシャル高い山椒まよねーずとじゃこ山椒をさらに美味しく食べるアレンジとして、贅沢にもその二つを混ぜ合わせます。
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それを山型食パンに塗り、今が旬の新たまねぎスライスをたっぷりと乗せ、オーブントースターで焼き上げます。

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で、完成したのがこちら。
こういうマヨネーズとちりめんじゃこのトーストアレンジってよくありますが、卵黄濃いマヨネーズなので、焼き上がりに油感より卵感のある仕上がり。リッチな味わいのトーストで、一口食べるとハマる美味しさ。新たまねぎもアクセントになっていて、もっとトッピングしてもいいくらい。今回はおやつにいただきましたが、ビールなどのアテにも最高。しばらく、マイブームになりそうな美味しさ(笑)

要冷蔵ではありますが、土産として贈れば、喜ばれること間違いなし!の美味しさ。特に、この上品なやさしい雰囲気の見た目と味はいつものちりめん山椒とは違う、特別感もあり。オススメ!ヨ~イヤサ~♪

詳細情報

名称:しののめ寺町
場所:京都市中京区寺町通夷川上ル 西側久遠院前町669-3
電話:075ー255ー7008
営業時間:10時~17時30分
定休日:毎週水曜日 ・木曜日は不定休
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