2024年3月6日 更新

【京都迷宮】世界に誇れる美しさ『千本鳥居』の没入感☆稲荷神社総本社「伏見稲荷大社」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は伏見区深草にある京都、いや日本を代表する観光スポット。名所・千本鳥居は国内外問わず人気のスポット。

世界中の観光客を魅了する千本鳥居有する稲荷信仰の総本社

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伏見区深草、国内外問わず多くの観光客でいつもにぎわう神社『伏見稲荷大社』があります。この日は久々に運動不足解消もかねて、参拝しようとやってきました。

すでにJR稲荷駅から改札口に行列ができるほどの行列でしたが(汗)
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神社の説明をする前に、参道途中にある八芒星の形をした伏見稲荷大社の会館「儀式殿」。昭和43年(1968)に結婚式場として建てられた独特のフォルムを持つ名建築で、いつも参拝の時に眺めていたりしていました。

それが、2024年中に解体されるとのこと。なんとも残念ですが。すでにシートが張られ、その全容が見えなくなっていました。
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伏見稲荷大社は、全国に約3万社ある稲荷神社の総本社。日本を代表する神社の一つ。

奈良時代711年に稲荷大神が稲荷山に鎮座されたのが神社の始まり。稲荷大神は五穀豊穣の神であり、商売繁盛や家内安全、諸願成就の御利益があるとされています。
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まずは楼門。重要文化財。

天正17年(1589)に豊臣秀吉によって造営され、母・大政所の病悩平癒の祈願のために寄進されたと伝わります。桃山様式の二層構造の楼門は、その規模として最も大きいものに属し、秀吉の財力のほどがうかがえます。
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楼門から拝殿、本殿へと延びる参道は一直線につながり、さらにその先には千本鳥居へとつながります。

拝殿には先の能登半島地震に対し、神社で集められた義援金についてのお知らせがありました。
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さらに本殿。重要文化財。

御祭神には稲荷大神、主祭神・宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)、佐田彦大神(さたひこのおおかみ)、大宮能売大神(おおみやのめのおおかみ) 、田中大神(たなかのおおかみ)、四大神(しのおおかみ)の五柱神を祀り、本殿は五間社流造(ながれづくり)の建物。

応仁2年(1468)の兵火により境内の殿舎堂塔が全焼。仮殿の復興の後、明応8年(1499)に再興された建物で、その装飾品の意匠には桃山建築の豪放かつ優華な趣きが見て取れます。
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要所要所に狛狐が配置され、それぞれ趣が違い、稲穂、巻物、宝珠、鍵を咥えています。ちなみに、こちらは稲穂。稲荷大神が農業の神であることに由来しています。
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神楽殿。

明治15年(1882)に能のシテ方の流派・金剛流宗家によって寄進された能楽殿。この時は雅やかな雅楽奉納があり、多くの外国人観光客が足を止めて見入られていました。
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本殿参拝後、お守りとおみくじ、そして他の神社にはない鳥居型の絵馬『願かけ鳥居』をいただきました。願かけ鳥居はお願いごとを記入して奉納しますが、持ち帰ってお守り代わりにするのも可。今回は持ち帰りました。
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さらに本殿裏へ登っていくと千本鳥居が登場。

壮観な千本鳥居は、伏見稲荷大社を代表するスポットで、世界中から観光客が訪れ、この時も多くの方が撮影されていました。インスタ映えするスポットとしても人気(笑)

稲荷山西麓から頂上まで続く境内に立ち並ぶ鳥居は約400メートルにわたり、約800本前後が立っていると言われています。
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途中から行き帰りで2つに分かれています。
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朱色の鳥居に包まれた参道には、迷宮のような不思議な没入感があります。パワースポットとして語られるのも納得するような。
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ですが、反対側からみると、それぞれの鳥居には奉納された個人や法人の名称が記載され、一つ一つ見ているとかなりの活字トンネルが続き、その情報量の多さで迷宮入りしそうな(笑)

京都、いや日本が世界に誇れる観光スポットですね。

詳細情報

名称:伏見稲荷大社
場所:京都市伏見区深草薮ノ内町68
電話番号:075₋641₋7331
関連URL:http://inari.jp/
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