【京都の春】日本最古の公立植物館「京都府立植物園」で楽しめる花々

今年は桜の見ごろとお出かけのタイミングが合わず、満開の桜景色がほとんど見られず。今年最後の桜見と称し、訪れたのは半木の道と京都府立植物園。そこで見た桜や春の花は思っていたよりも素敵でした。

目次

多彩な桜が見られる「京都府立植物園」

京都府立植物園は大正13年(1924)に開園した日本最古の公立植物館です。
約24万㎡という広大な敷地には四季折々の花や樹木のほか、日本最大級のガラス温室があり、さまざまな植物を見ることができます。
特に春は、約500本の桜や椿、チューリップにシャクナゲなど美しい花々が次々に咲き誇ります。

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多彩な桜が見られる桜品種見本園

京都市内のソメイヨシノがそろそろ終わるころに訪れた植物園でしたが、園内はまだまだ春真っ盛りでした。
北山通に面した北山門から入園するとすぐ目の前に可愛いチューリップやマーガレットが植栽されています。
広い通路の東側には遅咲きの桜やハナモモが見頃。

笹賀鴛鴦(おしどり)桜

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上匂(じょうにおい)

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江戸

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ハナモモ

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西側には桜品種見本園にも各種の桜が咲きそろっていました。
黄緑色の花が個性的で美しい御衣黄桜もあります!

手弱女(たおやめ)

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御衣黄(ぎょいこう)

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ひときわ目立っていたのが真っ白の花びらが美しい琴平という種類の桜です。
ご想像の通り名前の由来は香川県琴平町。
琴平町の金毘羅宮参道に原木があったことからこの名前が付けられたそうです。
陽にあたってキラキラと輝いているようにきれいでした。

琴平

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つばき園では椿も見ごろ!

椿と言えば寒椿。
私は何となく椿の季節は冬だと思っていましたが、春も椿の季節なのですね。
桜品種見本園の西にあるつばき園では、美しく気品あるさまざまな椿が咲いていました。

日暮

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紅筆(べにふで)

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一株ずつじっくりと観察してみると、種類によって花の形や大きさ、花びらの数も全然違います。
こんなにたくさんの椿を一度に見ることはなかったので、とても興味深くて楽しかったです。

光源氏

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ひときわ目を引いたのは黒椿です。
真っ赤なとは言い難い、ほのかに黒が掛かった花色がとても気高く、高貴な雰囲気がありました。

黒椿

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紅色の花の中心に純白の花芯が可憐な月光(がっこう)も素敵でした。
ちなみに花心が紅色の日光(じっこう)という椿もあるそうですが、この日は気づきませんでした。
こんな風にいろいろな椿を見ていると、家でも生けてみたいという私にとっては無謀な望みを持ってしまいます。

月光

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つばき園を通り抜けた先にあるのは針葉樹林、そのそばには水琴窟があります。

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「湧水(ゆうすい)」という名の水琴窟の両側にある2本の竹に耳を近づけると、済んだ心地よい音が聞こえます。
周囲は青もみじや新緑が美しい場所で、ちょっとした癒しスポットとなっています。

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遅咲きの紅八重桜がきれいだった桜林

水琴窟から梅林、はす池を通り過ぎた先に桜林があります。
私が訪れたときは若干見頃は過ぎていましたが、紅八重桜がきれいでした。

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ちょうど見ごろを迎えていたのは「思川」という名の桜。
ピンク色の花がとてもきれいでした。

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枝から直接花が咲いているように見える不思議な木「ハナズオウ」や藤色がきれいな「フジモドキ」なども桜と一緒に楽しめました。

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フジモドキ

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桜林を抜けた先には「しだれ桃」も!
しだれ梅やしだれ桜は知っていましたが、桃もしだれるとは。
ピンクと白が混じった源氏咲の桃もありました。

しだれ桃

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観覧温室からシャクナゲ園へ

観覧温室の前には色とりどりのチューリップが咲きそろってとても華やかです。
その先、正門の手前西側には西洋シャクナゲ園があります。

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今までシャクナゲをじっくりと見たことがなかったので、けっこう楽しみにしていたスポット。
花木の女王と呼ばれる華やかなシャクナゲが園のあちこちで咲き誇っていました。
ピンク色のシャクナゲはやっぱりきれいでしたが、真っ白のシャクナゲも上品で素敵。

西洋シャクナゲ

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遠目に見ると一株ひと株が大きな花のようですが、近くで見るとツツジの花がたくさん集まったような感じ。
ツツジ科ツツジ属の植物なので当たり前なのですが、実際に自分の眼で見て確認するのは何歳になっても大切なことですよね。

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観覧温室では優雅で美しい花姿が見どころの「フクシア展」が開催中!
熱帯雨林やサバンナ、可愛い高山植物も楽しめます。

「半木の道」しだれ桜も堪能!

京都府立植物園から出た後は、その西にある賀茂川沿いの散策道「半木の道」へ。
半木の道ではしだれ桜が見ごろとなっていて、まるで桜のトンネルのような美しい景色が楽しめました。

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前日の雨で散ってしまった桜もあり、この日も風が強くてちらちらと桜が舞っていました。
そろそろ桜の季節も終わります。
毎年のことながら、あっという間の桜シーズンで見たかった桜は全部見られませんでしたが、また来年のお楽しみです!

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京都府立植物園では遅咲きの桜がまだ楽しめるそうですので、初夏の花々と一緒にぜひ観に行ってみてください。

京都府立植物園 基本情報

・住所 京都市左京区下鴨半木町
・電話 075-701-0141
・開園時間 9:00~17:00(最終入園16:00)/観覧温室 10:00~16:00(最終入室 15:30)
・入園料 大人500円/高校生・65歳以上250円/中学生以下無料
アクセス
・最寄り駅 地下鉄「北大路」正門まで徒歩約10分/地下鉄「北山」3番出口直結
・バス 「植物園前」「植物北門前」
・HP https://www.kyotobotanicalgardens.jp/