今も現役稼働中で大正時代整備の水力発電所
そんな『そすいさんぽ』の途中、琵琶湖疏水ならではの関連施設、レンガ造りのレトロな風情が印象的な建物のある施設『夷川発電所(夷川ダム)』。
第二琵琶湖疏水完成に伴い、大正3年(1914年)に運転を開始した水力発電所で、1992~1993年には水車および発電機を交換しつつ、2017年以降は関西電力・水力発電所として現役稼働中。
2001年には日本の歴史的建造物の中でも、土木系に特化した土木学会選奨土木遺産に認定された建物。
第二琵琶湖疏水完成に伴い、大正3年(1914年)に運転を開始した水力発電所で、1992~1993年には水車および発電機を交換しつつ、2017年以降は関西電力・水力発電所として現役稼働中。
2001年には日本の歴史的建造物の中でも、土木系に特化した土木学会選奨土木遺産に認定された建物。
さらに、東へ行くと、藤棚のベンチスペースと疏水をパノラマに望める場所。そこには琵琶湖疏水建設で尽力した第三代京都府都知事・北垣国道氏の銅像。
この銅像は明治35年に建立されるも、第二次世界大戦時の金属供出により撤去。その後、平成2年の琵琶湖疏水竣工100周年に再建。
この銅像は明治35年に建立されるも、第二次世界大戦時の金属供出により撤去。その後、平成2年の琵琶湖疏水竣工100周年に再建。
さらには水路というより池のような広いスペース『夷川船溜』。琵琶湖第一疏水とともに明治23年(1890年)竣工。かつての水運船着き場、さらに京都有数の水泳場としても活用され、うちの父もよく疏水で泳いでいたと語っていました(笑)
そんな琵琶湖疏水関連施設も、近年では文化庁所管で「日本遺産(Japan Heritage)」と認定され、『そすいさんぽ』コースの立ち寄りスポットとして注目されています!疏水の散歩がてら見学してみてください。
2023年に整備された琵琶湖疏水の沿線を歩いて楽しむ散策道『そすいさんぽ』。こんな具合に琵琶湖疏水にたどり着くまでの距離が沿線に標示されていたり。