秋色に染まる静寂に包まれた境内
普段、休日の同じ時間帯に訪れると、誰にも遭わないことしばしばの静かなお寺ですが、やはり紅葉シーズン。5~6人の観光客に出会いましたが、それでも他のお寺に比べ少ない方です。
茅葺屋根の山門が、いかにもこの立地にベストマッチで、さらにそれを額縁に秋の風景が広がります。
茅葺屋根の山門が、いかにもこの立地にベストマッチで、さらにそれを額縁に秋の風景が広がります。
そして、山門をくぐり見下ろすと、まるで板チョコのように端正に盛られた砂『白砂壇』が左右一対に。さらにそこには季節をイメージした砂絵が施されています。
市松模様の背景にもみじ。さらに頭上にはリアルもみじが赤く染まる。
さらに反対側にはイチョウ。境内に銀杏の木はありませんが。
茅葺屋根の苔の緑、紅葉の赤、そして白砂檀の白。そんな三つ巴の配色。画になります。
いつも手水鉢に花が飾られていますが、こちらは菊花ですかね。
角度によっては水鏡に紅葉の赤。
苔の上の落葉も映えます。
山茶花も咲き乱れ、いつも以上に華やかな法然院。秋の装い、お見逃しなく!
法然院へのツイート
おはようございます🎵
— てる (@terusannnohibi) November 25, 2019
今年の紅葉は色とりどりですね🍁
火曜日もぼちぼちまいりましょう~(^^)/#法然院 pic.twitter.com/9NGqTXwiix
東山連山の裾野の緑豊かな境内には文豪・谷崎潤一郎のお墓と、季節に応じて絵柄が変わる白砂壇が見所。喧噪を離れひっそりとした雰囲気が人気のスポット。
鎌倉時代、法然が弟子たちと共に六時礼讃行を修した草庵から由来し、さらに江戸時代に知恩院第38世の萬無が念仏道場として法然ゆかりの地に再建したのが今の姿。