【ディープ京都】個性豊かな店主が営む古道具屋「櫛かんざし 京や」

京都には個性豊かなアンティークショップがたくさんあります。そんなアンティークショップ激戦区の京都にあって、出町柳の「櫛かんざし 京や」は避けては通れない必見の商家です。異彩が際立つ店舗を拝見してきたので、その様子をご報告いたします。

目次

出町柳で一際目を引く店構え

京都出町柳は豆餅で有名な「出町ふたば」など、名物店が数多く集まるエリアとして人気ですが、そんな出町柳にあって一際目を引くのが「櫛かんざし 京や」です。

店の前に溢れんばかりの商品が並べられ、出町柳を訪れた方なら、誰しも一度は「このお店は何だろう?」と気にされたことがあるのではないでしょうか?

店頭に並んでいるのは小皿や湯呑が多いようです。

さらに茶道で使用するや茶碗や急須、そして徳利なども整然と並んでいます。

振袖も綺麗な着付けでディスプレイされ、雅感を高めています。

こちらは柄杓や竹の物差し、眼鏡やルーペなどの小道具です。
いかにも京都の職人が使用していましたといった小道具ばかりで、ガラクタ感はなく貴重なレトロ感に包まれています。

何故か古い紙幣や外国のお金も販売されていました。

こちらは古いプロマイドです。
古き良き昭和レトロ感が高められていました。

いざ、店内へ!

店内は入ってよいのかどうか判断に迷ってしまわれるかもしれません。
しかし勇気を出して店主にお願いしてみると、とても気さくに店内に招き入れて下さいました。
どうやら遠慮なく覗いてOKのようです。

店内は主に着物や帯、帯留めやバッグがぎっしりといった空間でした。

どこを見渡しても物で溢れ、天井からもバッグや古いお札、それに外国の紙幣が吊られていました。

ショーケースには高価な懐中時計や帯紐、髪留めなどが陳列されていました。

いずれもとても高価で、見る人が見ればその価値がわかる逸品のようです。

櫛はデザインが凝らされ、とても重厚感があります。
日本髪に映える事、間違いなしですね。

「笄(こうがい)」も種類が豊富で、いずれも精巧なデザインが目を引きます。

玉帯飾りも美しく、細工の見事さに見惚れてしまいます。

以上、「櫛かんざし 京や」さんはいかがでしたでしょうか?

店頭ではペコちゃん人形も季節のお洋服でお出迎えしてくれていますので、臆することなく是非一度、店内を訪れてみてはいかがでしょうか?

基本情報・アクセス

<櫛かんざし 京や>
 ◇営業時間
  ・9:00~18:00
 ◇定休日
  ・不定
 ◇所在地
  〒602-0822
  京都府京都市上京区上京区 河原町今出川上る青龍町238-2
  tel.075-754-8988
 ◇電車
  ・京阪:出町柳駅より 徒歩3分
 ◇バス
  ・京都市バス:葵橋西爪より 徒歩1分
  ・京都市バス:河原町今出川より 徒歩2分
 ◇駐車場
  ・ナシ