【京都珍スポット神社】古代ギリシャ神話を思わせる鳥居必見!難病の神様が宿るパワースポット☆「大岩神社」

伏見区深草の小高い山中に立地する隠れ家的神社。かつては『難病の神様』といわれ、多くの参拝客でにぎわったパワースポット。中でも注目は古代ギリシャ神話に登場しそうな鳥居。京都珍鳥居の一つに数えられそう。

目次

大岩街道沿いから山中へ

伏見区深草。大岩街道沿いにひっそりと山中へと誘う朱色の鳥居が。
よくこのあたりを通りつつ、参拝するのは初めて。ネットで調べていて、少し変わった鳥居があるというので。

ここ深草丘陵から神社がある大岩山に続く道のりは深草トレイルに指定されていて、散策コースにもなっているとのこと。そして、京都一周トレイル東山コースの一つにも組み込まれています。

今回は行きませんでしたが、2010年に開設された山頂付近の大岩山展望所からは、市内が一望できるベストビュースポット。

山中は竹林を抜け、山登り感覚。

しばらくすると、ちょっと日本の神社とは思えない鳥居が登場。

境内の裏手にももう一つ。なんともエキゾチックというか古代ギリシャ調というか、日本の神社とは思えない様式の鳥居。

こちらは1960年代に京都出身の日本画家・堂本印象がデザインし寄贈したもの。とりわけ、境内で異彩を放っています。

大岩・小岩をご神体の男神・女神とする神祀りの名残のある神社。
互いの病気を献身的な看病で治癒した伝承もあり、かつては結核患者や陸軍病院(現京都医療センター)の傷病兵など、当時難病を患っていた方々がこぞって参拝したという。

境内には、かつて社務所だったであろう建物がありますが、2014年ごろから管理者がいなくなり荒廃していて、正直不気味な感じもしますが、廃墟好きするスポットかもしれません。ただし、建物は立ち入り禁止。

さらに裏手の参道が続きます。

裏手の鳥居は山中アスファルト道につながり、さらにこの道を上がっていくと、展望所が現れます。
これから秋にかけて散策シーズン。ちょっと他とはちがった雰囲気の大岩神社へ参拝してみては、いかがですか?

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基本情報

住所:京都市伏見区深草向ケ原町89-2