三十三間堂の向かいにある通称『血天井』寺院の紅葉参道
東山区、京都駅からも徒歩圏内で三十三間堂東側にある浄土真宗遣迎院派の寺院『養源院』。この界隈の紅葉スポットを散策する際、いつも参道をチェックしにやってくるお寺。(11月22日撮影)
文禄3年(1594年)、豊臣秀吉の側室・淀殿が父・浅井長政の菩提を弔うために建立した元々は天台宗のお寺。
元和5年(1619年)に落雷により焼失するも、淀殿の妹で徳川秀忠の正室・崇源院(江)の願いにより、元和7年(1621年)に再建。
元和5年(1619年)に落雷により焼失するも、淀殿の妹で徳川秀忠の正室・崇源院(江)の願いにより、元和7年(1621年)に再建。
そして、廊下の天井は伏見城の戦いで自刃した武将たちの血痕が残る天井板を使用することから、通称『血天井』と呼ばれ有名。
さらに、本堂の襖12面、杉戸8面の絵(重要文化財)は俵屋宗達筆であることから、通称『宗達寺』とも呼ばれています。
さらに、本堂の襖12面、杉戸8面の絵(重要文化財)は俵屋宗達筆であることから、通称『宗達寺』とも呼ばれています。
本堂へ続く石畳の参道は、東山連峰に向かう緩やかな坂道になっていて、それがモミジの参道をより見応えあるものにしてくれます。
この時はちょうどグラデーションがかかった錦といった様子で、今後さらに赤々と燃えるような紅葉の参道に。
この時はちょうどグラデーションがかかった錦といった様子で、今後さらに赤々と燃えるような紅葉の参道に。
こちらは以前の紅葉シーズンに撮影した時の様子ですが、紅葉の参道とその先に望む本堂の白幕のコントラストが秋らしい風景をつくっていました。
本堂側から眺めると、まだまだ青もみじ。
この日は本堂拝観はしませんでしたが、血天井、俵屋宗達の襖絵、杉戸絵をはじめ、秀吉が伏見城に祀っていた大聖歓喜天を安置。さらに庭園は小堀遠州作庭の東山連峰・阿弥陀ヶ峰を借景とした池泉回遊式庭園。
この界隈の紅葉散策の際には立ち寄りたい場所ですね。ご参考に。
この界隈の紅葉散策の際には立ち寄りたい場所ですね。ご参考に。
詳細情報
名称:養源院
場所:京都市東山区三十三間堂廻り656
電話:075‐561‐3887
拝観時間:10時〜15時(最終受付14時45分)
公式サイト:https://yougenin.jp/index.html
場所:京都市東山区三十三間堂廻り656
電話:075‐561‐3887
拝観時間:10時〜15時(最終受付14時45分)
公式サイト:https://yougenin.jp/index.html