城陽にある京都府最大級の古墳群
そんな古墳群の主要どころを今回散策。
中でもこちらは、南山城地方では最大規模である『久津川車塚古墳』。5世紀前半頃の築造と推定され、形状は前方後円墳。
中でもこちらは、南山城地方では最大規模である『久津川車塚古墳』。5世紀前半頃の築造と推定され、形状は前方後円墳。
規模・内容から、南山城地方を治めた大首長の墓と推測され、現在も調査中の様子。
古墳見学入り口もあり、中には入りませんでしたが、散策コースも設置されてるようでした。
古墳見学入り口もあり、中には入りませんでしたが、散策コースも設置されてるようでした。
住宅街の公園にある小高い丘。フェンスが設置されてましたが。『丸塚古墳』。
形状は帆立貝形が特徴の丸塚古墳。築造時期は久津川車塚古墳と同時期の5世紀前半頃と推定される。墳丘では円筒埴輪・朝顔形埴輪・形象埴輪も出土。
こういうイラストみると、ついつい奈良を想像してしまいますが。
こちらは公園内にあり、開園時間が限られている古墳『芝ヶ原古墳』。
大小13基から成る『芝ヶ原古墳群』の一つ。こちらは久津川古墳群には含まれていないようです。
大小13基から成る『芝ヶ原古墳群』の一つ。こちらは久津川古墳群には含まれていないようです。
園内にはトイレや休憩スペースもあり、散策コースも設置。
園内の少し高台になった場所にある『芝ヶ原古墳』。
形状は前方後方墳。銅鏡・銅釧・玉など多数の副葬品が出土し、特に銅釧の出土は珍しいんだとか。出土した土器等から3世紀中頃の築造と推定される。
形状は前方後方墳。銅鏡・銅釧・玉など多数の副葬品が出土し、特に銅釧の出土は珍しいんだとか。出土した土器等から3世紀中頃の築造と推定される。
園の中央にはこのようなモニュメントがあり、この周辺にある古墳や史跡マップ、詳しい情報が網羅。
これから秋の行楽シーズンを迎えようとしてますが、こんな古代ロマンあふれる、古墳や史跡めぐりをしながら、古の人たちに思いを馳せる、そんな観光も面白そうですね。
これから秋の行楽シーズンを迎えようとしてますが、こんな古代ロマンあふれる、古墳や史跡めぐりをしながら、古の人たちに思いを馳せる、そんな観光も面白そうですね。
久津川古墳群 へのツイート
【久津川古墳】京都府城陽市にある国指定史跡の前方後円墳。5世紀前半頃に築造される。南山城地方最大規模であり、久津川古墳群に含まれる。墳丘の大きさは180m、周濠を含めた全長は272mにもなる。くびれ部の西側には造出があり、その造出において埋葬施設が確認されており、珍しい例とされる。 pic.twitter.com/UCQXSVWMYN
— 古代史つれづれ話 (@azumanndonannto) 2018年7月31日
なんでも、京都府では最多の古墳が集中し、その規模最大級と称される『久津川古墳群』。近年は宅地開発で消失したものもあるが、周辺丘陵部に点在する小規模な古墳や古墳群を含めると、約150基あると言われる。