二度の延期を経て、待望の特別公開
旧邸御室へのアクセスは、嵐電御室仁和寺駅から徒歩約2分。
今回は嵐電とコラボされていて、嵐電の切符と入館券がセット販売されています。
今回は嵐電とコラボされていて、嵐電の切符と入館券がセット販売されています。
「嵐電1日フリーきっぷ」と「旧邸御室」入館券のセット券発売|京福電気鉄道株式会社のプレスリリース
京福電気鉄道株式会社のプレスリリース:「嵐電1日フリーきっぷ」と「旧邸御室」入館券のセット券発売
嵐電の駅から閑静な住宅街の中へ。周辺に溶け込むように旧邸御室が存在しています。
旧邸御室は昭和12年に建築され、状態が良好なため、平成29年に国の有形文化財に登録されました。
築80年を経ったとは思えぬ洗練された数寄屋造りですが、設計者や設計目的は不明だそうです。
館内には灯篭が15基あるそうで、探してみるのも楽しいかも?
そんな灯篭がある玄関までのアプローチも魅力的です。
築80年を経ったとは思えぬ洗練された数寄屋造りですが、設計者や設計目的は不明だそうです。
館内には灯篭が15基あるそうで、探してみるのも楽しいかも?
そんな灯篭がある玄関までのアプローチも魅力的です。
玄関付近です。館内に3枚あるインドネシア製花梨の1枚です。玄関が映り込むほど磨き上げられています。
※文化財保護の為、入館時は靴下の着用をお願いされています。
※文化財保護の為、入館時は靴下の着用をお願いされています。
庭鏡
旧邸御室と言えばこの景色。「庭鏡」です。
ウバメガシやアカマツなどの常緑樹や楓などが中心に植わった庭園が、花梨のテーブルに映り込み、鏡のような風景になっています。
ハートが横を向いている様にも見えるので、横ハートなんて呼ぶ方も。
ウバメガシやアカマツなどの常緑樹や楓などが中心に植わった庭園が、花梨のテーブルに映り込み、鏡のような風景になっています。
ハートが横を向いている様にも見えるので、横ハートなんて呼ぶ方も。
庭鏡に映り込んでいる庭園です。双ヶ岡を借景に、傾斜を生かした見事な日本庭園です。
庭鏡そばの付け書院にある欄間にはこんな可愛い透かしが。
細かい所ですが、見つけると楽しいです。
細かい所ですが、見つけると楽しいです。
初公開の蔵と嵐電車両模型の展示〜〜洋間
開放的な洋間には、登録有形文化財の蔵が隣接しています。
今回初公開の蔵内部です。
先代のコレクションだそうで、昭和レトロな雰囲気が漂っていて、建物の作りや階段など、思わず登ってみたくなるようなノスタルジックな雰囲気を味わえます。
先代のコレクションだそうで、昭和レトロな雰囲気が漂っていて、建物の作りや階段など、思わず登ってみたくなるようなノスタルジックな雰囲気を味わえます。
洋間では京福電鉄とのコラボレーション記念として、嵐電の車両模型と写真が展示されています。
武藤彰氏が描かれた洋間の天井画です。
洗練された洋間にマッチしていますね!
ケータイやカメラを床に置いて、セルフタイマーで撮影できますよ♪
洗練された洋間にマッチしていますね!
ケータイやカメラを床に置いて、セルフタイマーで撮影できますよ♪
茶室 双庵
庭園の端に、斜面に沿って木々を潜り抜けるような階段があり、茶室双庵(ならびあん)に辿り着きます。
茶室への入室も可能で、茶室からの眺めも楽しめます。
茶室へ入室可能な施設は希少だと思います。
景色を見ながらゆっくりと過ごすのも、心が洗われるようで、癒されます。
茶室へ入室可能な施設は希少だと思います。
景色を見ながらゆっくりと過ごすのも、心が洗われるようで、癒されます。
緑に包まれる茶室待合です。
こちらへも入室可能です。
こちらへも入室可能です。
今回の特別公開のポスターにもなっている丸窓。
丸窓の外には、松が植わっていて、見える景色も素敵です。
丸窓の外には、松が植わっていて、見える景色も素敵です。
カフェスペース
館内に三枚ある花梨テーブルがこちらにもあります。
こちらから見える庭園にも、映り込む景色にも、癒されます。
こちらから見える庭園にも、映り込む景色にも、癒されます。
散策の休憩にほっと一息。いつもアイスグリンティーをオーダーします。
※カフェスペースを利用の際にはワンドリンクオーダー制です。利用方法は、スタッフにお尋ねください。
※カフェスペースを利用の際にはワンドリンクオーダー制です。利用方法は、スタッフにお尋ねください。
タワーレコードのポスター撮影が旧邸御室で行われたそうです。
横たわっておられるのは、作詞家の松本隆さんだそうですよ!
横たわっておられるのは、作詞家の松本隆さんだそうですよ!
最後に
年に一度の特別公開。
毎年楽しみにして、来館させていただいています。
旧邸御室の魅力はたくさんありますが、文化財を身近に感じれること、何より、文化財を守られているスタッフの皆様が心からのおもてなしをして下さることだと思います。
大切にされているからこそ、美しい風景が守られ、観せていただける。風景を楽しみたい方も、写真を撮影して風景を楽しみたい方も、気持ち良く過ごせるように配慮されています。
雨の日も晴れの日もそれぞれに楽しみ方があり、ゆっくりと過ごせそうです。
近くに寄られた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?
毎年楽しみにして、来館させていただいています。
旧邸御室の魅力はたくさんありますが、文化財を身近に感じれること、何より、文化財を守られているスタッフの皆様が心からのおもてなしをして下さることだと思います。
大切にされているからこそ、美しい風景が守られ、観せていただける。風景を楽しみたい方も、写真を撮影して風景を楽しみたい方も、気持ち良く過ごせるように配慮されています。
雨の日も晴れの日もそれぞれに楽しみ方があり、ゆっくりと過ごせそうです。
近くに寄られた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?
旧邸御室 on Youtube
【京都 Kyoto 】2021 旧邸御室 特別公開 深緑の薫【そうだ京都行こう】
旧邸御室の見どころをまとめました。良かったらご覧ください。
via www.youtube.com
スポット情報
名称:旧邸御室
住所:京都市右京区御室岡ノ裾町5
電話番号:075-366-0376
関連ページ:https://omuro-kyoto.jp/
特別公開~深緑の薫~
期間:2021年7月1日(木)~7月31日(土)
拝観時間: 10:00~16:30 (最終受付 16:00)
拝観料:1000円
住所:京都市右京区御室岡ノ裾町5
電話番号:075-366-0376
関連ページ:https://omuro-kyoto.jp/
特別公開~深緑の薫~
期間:2021年7月1日(木)~7月31日(土)
拝観時間: 10:00~16:30 (最終受付 16:00)
拝観料:1000円
深緑が雨に濡れてしっとりと美しい庭園を中心に、魅力が多い公開を紹介します。