【京都温泉めぐり】知る人ぞ知る市内の秘湯!関西イチを誇る天然ラジウム霊鉱泉「北白川不動温泉」

京都市内にある数少ない秘湯の一つ。北白川、人里離れた滋賀に抜ける山越え道の途中にある温泉。関西イチの含有量を誇るラジウム泉は効き目絶大で、湯治感覚で日ごろの疲れを癒やしてくれる。

目次

京都市内でちょっとした湯治の小旅行感覚

GW明け。休みを満喫したはずが、なぜかつきまとう疲労感(笑)
そんな状態を解消したいな、と思い、それなら温泉でしょ!と。京都市内にはそれほど天然温泉数多くあるわけではありませんが、そんな中でもとにかく身体を癒やす視点でこちらへ。

ラジウム泉で有名な北白川にある温泉場へ。

滋賀に抜ける山道の途中に立地。交通手段としては比叡山、比叡平行きの京阪バスがありますが、銀閣寺道から朝10時30分発の送迎車もあり、今回はそれを活用。もちろん駐車場完備でマイカーでも。

白川通りから、志賀越道を通り目的地へ。

よく通りからこののぼりを見かけることはありましたが、実際来るのは初めて。
このお隣にある北白川ラジウム温泉は一度来たことありましたが。

こちらは温泉場としてよりも不動院としての歴史古く、お寺の境内の工事中に花崗岩から湧き出す鉱泉を発見。以来60年余、市内屈指の温泉場に。

まずは、温泉入る前に不動院のご本尊を参拝。

ちょうど週末の日曜日に春季大祭があるそうでう。市内ではちょっと珍しい祭事のようです。興味のある方はぜひ!

そして、わりと古い家屋の中に温泉があり、まずはこちらの休憩室兼食事スペースに案内されます。
こちらでは一人ひとテーブル与えられ、枕や毛布、座布団が備えられ、好きに使ってくださいよ、と。何度も入浴可能で、合間休憩室でゴロゴロしたり。そんな時間を忘れてゆったり過ごせる配慮。

ここで女将から温泉の説明を聞きます。そういう流れのようです。取材とか関係なく。
温泉を理解して入浴するほうが、より効能を実感できるというか。

で、時間限らず、自分の好きな食事時間に注文できるみたいです。お料理には、全てここの霊泉水が使われています。

お酒や単品メニューも。

もちろん、お茶にも霊泉水使用。で、落ち着いたところで早速入浴。

脱衣室にも温泉にまつわる情報がいろいろあふれています。

関西イチのラジウム含有量だそうで、冷泉ということで沸かしてるそうです。入浴ではラジウム泉として、その湯気では気化したラドンを呼吸から吸入することで、さらに健康効果が得られるというもの。

効能としては、肩こり、胃腸病、肝臓病、冷え症、花粉症などあらゆる疾病に効果あるみたいです。

こちらが浴室。4~5人用浴槽一つとその周りにカランがありシャンプーリンス、ボディーソープ完備。まあ、最近のスーパー銭湯や温泉施設に比べれば、正直地味めではありますが(笑)
他の入浴客いないことを条件に撮影許可いただきました。

でも、入浴するとその効果テキメン。まるでサウナに入っているかのような滝汗。いや、サウナより短時間で汗が噴き出す。さらに、電気風呂に入っているかのような、微弱電流が身体を通り抜けるような。入浴してるだけで、その効き目が実感できます。

こちらは建物の外にある『おたすけ水』。ケガをした人たちがこの水で傷を洗うと治りが早いことから、そう命名。

霊験あらたかなおたすけ水を飲用することで身体の内側からも癒やす。

そして休憩室へもどり、一息ついたところで食事。
せっかくだから身体にいいものを、と湯豆腐1000円を注文。ご飯付の定食にもできましたが、最近の食べ過ぎを反省してローカーボン食で(笑)

湯豆腐といっても、霊泉水でひいた御出汁で炊かれ、そのまま食べると大豆の味が際立つ滋味深い美味しさ。

さらに、自家製ポン酢と薬味類をかけて。

意外と具だくさんで、マイタケ、エノキ、椎茸、白菜、水菜も。
さらに、タラまで入っていて、一般的な湯豆腐よりかなりリッチな具材たち。

今回は私的時間限られてて、この後もう一度入浴して2時間程度の滞在時間でしたが、女将さん曰く、PC持参でここで仕事しながら合間入浴して、丸一日滞在される方も。Wi-Fi(無線LAN)環境も整ってて、今度は本気でPC持参で1日過ごすつもりで来ようかと。

新緑が美しいシーズン。途中の車窓もまた楽しみながら、しかも市内でお手軽に温泉小旅行。絶賛オススメ中です!

ヨ~イヤサ~♪

北白川不動温泉 への口コミ

詳細情報

住所:京都府京都市左京区 北白川地蔵谷町1−244
電話番号:075-781-5480
​入場料:大人 1,300円(入湯税含む)、子供 600円[3歳から小学生]
​入浴時間:午前10時〜午後7時
​定休日:毎週木曜日(臨時営業もあり、HPの営業カレンダーを確認のこと)
関連サイト:https://www.fudouonsen.com/