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飲食関係者必訪の神様
吉田神社の末社で、料理や飲食に携わる方にとっては必訪の神社『山蔭神社』。吉田神社の創始者であり、平安時代前期の公卿だった藤原山蔭卿を祀る神社。よく京料理の祭典の際、会場に特設の拝殿が組まれたりもしています。
毎年12月に開催される、『京料理展示大会』でもこのように山蔭神社の出張拝殿が設置されています。それだけ料理や飲食との結びつきの強い神様。
清和天皇貞観元年(859年)、奈良春日大神を勧請し、平安京鎮護の神として吉田神社を創建。さらに、あらゆる食物を調理調味づけた始祖であり、料理飲食の祖神として信仰を集め、特に飲食関係の方がこぞって参拝されています。
古来包丁の祖、四条流庖丁式の創始者としても知られ、光孝天皇の時代に新たな庖丁式(料理)を確立。よく料理の祭典の際、庖丁儀式が催されますが、その家元がいくつかある中の源流といえます。
そして、本殿傍らには御献酒が奉納されているわけですが、京都の名だたる料亭や料理関連の団体名が並んでいます。
コロナ前であればこの神社前に出店が組まれ、老舗蕎麦・河道屋の年越そばが振る舞われ、それが名物になっていましたが、残念ながら今年も中止でした。
新型コロナ感染拡大予防の規制が緩和され、徐々に飲食店にも客足が戻りつつありますが、今年も京都の飲食業界に幸あれとお祈りしつつ、自分自身も美味しいものにありつける一年であるよう祈願しました。グルメの方も必訪です!
新型コロナ感染拡大予防の規制が緩和され、徐々に飲食店にも客足が戻りつつありますが、今年も京都の飲食業界に幸あれとお祈りしつつ、自分自身も美味しいものにありつける一年であるよう祈願しました。グルメの方も必訪です!
この日は本宮をお詣りし、併せてこちらもお詣りしようとやってきました。本宮からさらに吉田山を登る参道を行く、市内西側、京都大学も望める場所にあります。