【京都】昭和レトロ全開の名洋食店!映画『国宝』ロケ地としても話題!八幡の名店

八幡市にあるレトロなファミリーレストラン「百花園」。1964年創業、地元の人やドライバーさんに長年親しまれてきた老舗が、映画『国宝』のロケ地となり再び脚光を浴びています。昭和レトロな空間と懐かしい洋食は、まさに“タイムスリップ気分”。

目次

令和の時代に再ブレイク!八幡の名洋食店

府道13号線(旧一号線)、伏見区淀から八幡市へ向かう途中にある「レストラン百花園」。
黄色い看板が目印で、昔は大きな看板もドーンと立っていたんですが、2018年の台風で惜しくも撤去に。

京阪・八幡市駅からは徒歩20分、淀駅からだと30分ほど。桜の名所・背割堤からもすぐ近くです。

いわゆる昔ながらのドライブインレストランで、駐車場も広々。
創業はなんと1964年。親子3代で切り盛りされていて、地元の常連さんはもちろん、トラックドライバーさんたちにも長年愛されてきました。

渋めの外観がいい雰囲気なんですが、この老舗が令和の時代に再び脚光を浴びることに。

2025年6月公開の映画『国宝』のロケ地になって、吉沢亮さんや森七菜さんが来店。ファンが聖地巡礼に訪れる場所になっています。

店内はまさに“昭和レトロ”。特徴的なU字カウンターに、窓際にはテーブル席も並びます。
私が訪れたのは昼過ぎでしたが、店内はにぎわっていて、お昼時には待ちが出ることもあるよう。
テイクアウトのお客さんも時折やって来て、活気がありました。

劇中ではカウンター右側にお二人が座って、ハンバーグステーキにエビフライをトッピングした特製メニューを召し上がっていたそうです。ファンなら胸熱ですね!

もともとファミレスなのでメニューも豊富。洋食を中心に、唐揚げ定食、とんかつ、ラーメン、カレーまでそろってます。
名物メニューは、写真入りでわかりやすいですね。

懐かしさを感じるメニューがずらり

劇中と同じメニューにしようかとも思いましたが、今回注文したのは、店名入りの人気メニュー「百花園ランチ」。
ハンバーグ、エビフライ、ロースハム、スパゲッティ、サラダにご飯と、ワクワク感満載のワンプレートです。

飾らないメインプレートで、なんだかほっとしますね。
エビフライにはたっぷりのマヨネーズ、煮込み系のハンバーグがあり、その下にはトマト系スパゲッティがたっぷり。
サラダは千切りキャベツとトマトで、スライスのレモンがいい仕事をします。

エビフライは開きタイプで衣は粗め、ザクザクした食感が心地よく、マヨネーズたっぷりで懐かしさも感じる味わいです。

煮込みハンバーグはむっちりとした食感で、濃厚なデミ風味がご飯によく合います。
トマト系スパゲッティもボリューム満点。ロースハムは厚切りで、サラダと一緒にさっぱりいただけます。

店内は照明からメニュー表、調度品に至るまで、ノスタルジックな雰囲気でいっぱい。フォントのデザインも味があります。

また、ドライブインらしいサービスとして「本日のラッキーナンバー」があり、番号が同じだと一品無料に。誕生日当日には好みの一品が半額になる特典もあります。

開業当時からほぼ変わらないというアットホームな空間は、まるで時が止まったかのよう。
映画『国宝』や吉沢亮さんのファンはもちろん、長年地元で愛されてきた名店の味をぜひ体感してみてください。

店舗情報

店名:レストラン百花園
住所:京都府八幡市八幡池ノ首14−1
営業時間:10:00〜15:30(LO15:00)
定休日:日曜、祝日
https://www.instagram.com/hyakkaen1964/