学問の神様・北野天満宮で今年最後の『終い天神』へ
まずは本殿を参拝。花手水も艶やかに冬の装い。
ちょっとピンボケですが、チラホラ開花している梅を発見。新春はもうそこまできている、そんな様子を梅が教えてくれているような。
参拝を早々に終えて、お目当ての終い天神。この時まだ朝の8時過ぎでしたが、今年最後でしかも日曜日ということもあり、多くの方が来られていました。昨夜の雪や朝方降った雨のせいもあり、露店では防寒対策や品物の濡れなど、苦労されてるところもありました。
大体いつも物色するお店がルーティーン化してますが(笑)
こちらは早朝でも大人気の八百屋さん。野菜が驚くほどいつも破格で、この時も大盛況。
こちらは早朝でも大人気の八百屋さん。野菜が驚くほどいつも破格で、この時も大盛況。
境内参道の西側中心には盆栽や生花の露店が並びますが、こんな苔とふきのとうといった面白いコラボも。あと、切り花を購入しようとするお客の長蛇の列が大鳥居まで続いていました。
アンティーク、骨董品もいつも以上に破格になっていたり。以前500円で購入したお皿が100円になっていました。即買い(笑)
いつも珍しいものだらけですが、今回も面白いものいろいろと。茶箱や籠、茶釜、手鏡ですかね。季節柄なのか、燗酒用の箱や火鉢がわりと豊富にありました。
で、今回の戦利品。どれも破格の野菜たち。京都産筍もあり、おせち料理用に。
染付の角皿、丸皿。そして、最近お花を家で飾るようになり、花器も。どれも古いもので、歴史を重ねた風合いが味わい深く、気に入ってます。今年最後の福にあやかれました(笑)
また、来年1月には『初天神』が開催され、新年にふさわしく書初めなども展示されたり、受験生やそのご家族の参拝が多かったり。ぜひ、立ち寄ってみてください!
また、来年1月には『初天神』が開催され、新年にふさわしく書初めなども展示されたり、受験生やそのご家族の参拝が多かったり。ぜひ、立ち寄ってみてください!
天暦元年(947)の創建。全国に約1万2000社ある天神社・天満宮の総本社。平安時代の貴族、学者、政治家であった菅原道真公を主祭神とし、学問・至誠・芸能・厄除の神として広く信仰をあつめる神社。
この日は野暮用で近くまでやってきて、そういえば『終い天神』の日だったなと思い出し、立ち寄ってみました。あと、すぐ近くの西大路通りでは高校駅伝のコースになっているため、準備真っ盛りでした。
毎月25日に開催される縁日『天神市』。東寺の弘法市と並んで歴史の古い縁日。毎月数百店のお店が立ち並ぶ規模の大きい、京都の縁日の中でも代表格。そして、その年の最後に開催される天神市を『終い天神』と呼びます。