2016年8月9日 更新

【京都お盆の風物詩】迎鐘でお精霊さんをお迎えする!あの世とこの世を結ぶ魔界スポット☆六道珍皇寺「六道まいり8月7〜10日」【東山安井】

こちらもお盆行事のひとつ。ご先祖さまを迎鐘でお迎えする。そして、こちらのお寺は魔界スポットとしても有名。

盂蘭盆(うらぼん)行事の一つ、「六道まいり」

 (48778)

京都では、8月の13日から始まり16日の五山の送り火に終る盂蘭盆(うらぼん)には、各家で先祖の霊を祀る報恩供養が行われます。そして、この六道珍皇寺では、その前の8月7日から10日までの4日間に精霊(御魂 みたま)を迎えるため、多くの参拝客が訪れます。
これを「六道まいり」あるいは「お精霊(しょうらい)さん迎え」とも言い、夏の風物詩。
 (48908)

 (48909)

諸説ありますが、創建は延暦年間(782年〜805年)とされ、開基は、奈良の大安寺の住持で弘法大師の師にあたる慶俊。途中の衰退を機に建仁寺の所有に転じて、臨済宗建仁寺派の寺院となる。
 (48910)

平安京の火葬地であった鳥部野(鳥辺野)の入口にあたり、現世と他界の境にあたると考えられ、ここがその「六道の辻」。六道珍皇寺門前にあたります。他界(地獄)への入り口とされてきました。魔界スポットと呼ばれる所以ですね。

この六道とは仏教の説く六道輪廻の死後の世界のこと。地獄、餓鬼、畜生、修羅、人間、天上界の六つの世界を指します。衆生は死後生前の善悪の業により六道のいずれかに赴くとされ、珍皇寺はこの六種の冥界への入り口にあたり、人の世の無常と儚さを感じる「あの世とこの世」の分岐点と信じられてきました。境内には閻魔大王も祀られています。

高野槇のフレッシュな香りただよう境内

 (48915)

参詣順序。この流れで。
 (48911)

山門入ってすぐ。
 (48912)

高野槇のフレッシュな香りが立ち込めています。
古来より、精霊は槇の葉に乗って冥土より帰ってくるとされ、自宅里帰りの必須アイテム。
34 件

関連する記事 こんな記事も人気です♪

【夏の風物詩】京都大文字送り火の原型!先祖の霊をお迎えする!!六波羅蜜寺「万燈会8月8~10日」【東山五条】

【夏の風物詩】京都大文字送り火の原型!先祖の霊をお迎えする!!六波羅蜜寺「万燈会8月8~10日」【東山五条】

こちらも京都・夏の風物詩。毎年8月8~10日、お精霊さん(先祖の霊)をお迎えする年中行事。
【京都祗園】えべっさん顔の和菓子もあり!残り福を求めて十日ゑびすに行ってきました☆「京都ゑびす神社」

【京都祗園】えべっさん顔の和菓子もあり!残り福を求めて十日ゑびすに行ってきました☆「京都ゑびす神社」

「えべっさん」でおなじみ、京都ゑびす神社。現在十日ゑびす祭典が執り行われています。今回は11日の残り福祭に行ってきた様子をご紹介します。
京都師走の風物詩!食べて祈願!!中風封じ・厄除け「大根だき」【千本釈迦堂】

京都師走の風物詩!食べて祈願!!中風封じ・厄除け「大根だき」【千本釈迦堂】

食べる系の厄除けって、いいですね(笑)毎年恒例、12月7、8日に行われる京都師走の風物詩。境内で炊かれる絶品の大根だきを食べて、中風封じ、厄除けを祈願する行事。
【風物詩】福をいただきに祇園の ”十日ゑびす”へ「京都ゑびす神社」【商売繁盛】

【風物詩】福をいただきに祇園の ”十日ゑびす”へ「京都ゑびす神社」【商売繁盛】

「えべっさん」でお馴染みの“京都ゑびす神社”では、毎年恒例の「十日ゑびす」が執り行われます。まずは今年の商売繁盛をお願いしたいですね。
【京都夏の風物詩】五山送り火全部見えるポイントはどこだ?直前大検証!

【京都夏の風物詩】五山送り火全部見えるポイントはどこだ?直前大検証!

京都を代表する夏の風物詩「五山送り火」。そして、毎年繰り返される永遠のテーマでもあるような疑問(笑)ウワサレベルから実体験までいろいろ集めてみました。

この記事のキーワード

この記事のキュレーター

豆はな 豆はな