丁寧な仕事ぶりが美味しさにつながる自家製細うどん
店前の看板には季節メニューが表示。どれも身体が温まりそうなメニューぞろい。
ちょうどこの日冷え込みを感じ、温かいものが食べたいと思い、こちらにやってきたわけです。
ちょうどこの日冷え込みを感じ、温かいものが食べたいと思い、こちらにやってきたわけです。
もともと神奈川にあった創作うどん店が5年前に京都へ移転。店内はまだまだ真新しい雰囲気も感じます。
和モダンの落ち着いた佇まい。小上がりの座敷席やカウンター席、テーブル席もいくつかあります。今回はテーブル席に案内していただきました。
和モダンの落ち着いた佇まい。小上がりの座敷席やカウンター席、テーブル席もいくつかあります。今回はテーブル席に案内していただきました。
そして、お品書き。
ご主人のうどんに対する熱い思いが込められています。お出汁は利尻昆布と削り節で引き、うどんはじっくり寝かせて少し細く切った自家製麺。それがベースとなり、他具材を変えたメニューに展開。
ご主人のうどんに対する熱い思いが込められています。お出汁は利尻昆布と削り節で引き、うどんはじっくり寝かせて少し細く切った自家製麺。それがベースとなり、他具材を変えたメニューに展開。
うどんメニューは温&冷があり、さらにカレーうどんや鍋焼き、あんかけもあります。サイドメニューのご飯ものには丼。
さらにおばんざいメニューもあります。しかもおばんざいメニューはお酒がすすみそうなもの多数(笑)
で、どれもそそられかなり迷いましたが、やはり初回はお店一押しの王道メニューであり、きっと店名の由来にもなっている7種の季節の野菜の揚げびたしの入ったおうどんがいいだろう、と温かいうどん、温七菜1100円をチョイス。他七菜には冷たいうどんやあんかけもあります。
さらにおばんざいメニューもあります。しかもおばんざいメニューはお酒がすすみそうなもの多数(笑)
で、どれもそそられかなり迷いましたが、やはり初回はお店一押しの王道メニューであり、きっと店名の由来にもなっている7種の季節の野菜の揚げびたしの入ったおうどんがいいだろう、と温かいうどん、温七菜1100円をチョイス。他七菜には冷たいうどんやあんかけもあります。
薬味は、一味、七味、山椒が並んでいます。
そして、後から添加するおろし生姜が別添えで運ばれます。
しばらくして登場する温七菜うどんがこちら。美しいいで立ち。
主役となる具材の季節野菜の揚げびたしが艶やかにどれも見える化されて盛り付けらえています。甘長とうがらし、サツマイモ、大根、ナス、かぼちゃ、レンコン、しいたけ、そしてかまぼこと九条ネギ。それらが透明感あるうどん出汁の上に。見るからに上品に鎮座する野菜たち。
そして、器に金継ぎを発見。とても上品で繊細な器だからこそ、不意に破損させてしまうこともあるんでしょうね。それでもこうして金継ぎして大事に使われていることに、お店の心根みたいなものがわかるような。とても素敵なアクセントになっています。
まずは出汁。いい削り節の旨味とコクと渋み、昆布の柔らかさが濃く出汁に反映されています。美味しいいいお出汁。
自家製うどんはかなり細い、一見冷や麦状ぐらいの細麺。京都でいうささめうどんのような。これもじっくり練ってから熟成させたこだわりのうどんとか。食べてみると、モチモチしつつソフトな柔らかさと弾力。そして透明感。この繊細なお出しにとてもいいマッチングのうどん。
この時、わりと年配層のお客さんが多かったんですが、なんとなくこの優しい味わいがウケるのがわかるような、そんな印象も受けました。
この時、わりと年配層のお客さんが多かったんですが、なんとなくこの優しい味わいがウケるのがわかるような、そんな印象も受けました。
そもそもその見た目や形から、とても上質なものを使われているのがわかる季節の野菜たち。レンコンの形状も美しすぎ。そして、どの野菜もある程度のボリュームを持たせ、大ぶりにカットされてるのもいいですね。野菜本来の食感や味わいを楽しめる趣向で。
どれも揚げびたしになっているようですが、ものによっては下味もうっすらついてるような。この大根はまさにそんな印象を受けたんですが、それとも揚げただけで大根の違った旨味が登場したのか。それも出汁の味に邪魔をしない程度で。
どれも切り方に工夫をされています。
いいかまぼこです。あまり変な混ぜもん不使用の。お酒のアテとして、醤油とわさびで食べたくなるような(笑)
途中、おろし生姜。でも、わりとマイルドな辛み。出汁の上品さをさらにアシストして輪郭をはっきりさせるような。
さらに味変で七味とうがらし。
お出汁が美味しいので、もちろん完食完汁。上質な旨味たっぷりなアミノ酸ドリンクを飲み干したような、そんな満足感もあり(笑)とくに、この細うどんといい相性ですね。あんかけにも絡みやすそうで、さらに美味しそう!
平日でもあっという間に満席になるお店。またこのあたりの散策の折には、訪れたいお店ですね。
ヨ~イヤサ~♪
平日でもあっという間に満席になるお店。またこのあたりの散策の折には、訪れたいお店ですね。
ヨ~イヤサ~♪
詳細情報
名称:一麦七菜
場所:京都市北区紫野下若草町32-3
電話:075-431-4970
営業時間:昼11:30~15:00 【金・土・日】夜17:00~20:30
定休日:毎週火曜日、第2・4水曜日
場所:京都市北区紫野下若草町32-3
電話:075-431-4970
営業時間:昼11:30~15:00 【金・土・日】夜17:00~20:30
定休日:毎週火曜日、第2・4水曜日
ちょうど開店時間だったようで、この日の一番乗り。で、この後客が次々来店し、あっという間に満席に。とても人気のあるお店。