【海の京都】冬の味覚・王様ブランド『間人ガニ』茹で立てで!地元密着型鮮魚店「たかた鮮魚」

汁物大好きな三杯目 J Soup Brothersです!FU~FU~☆彡今回は京都府京丹後市峰山にある超地元密着型の鮮魚店。11月上旬から漁解禁のセコガニをいただきました。

目次

今の時期だけ!冬の味覚の王様を超地元鮮魚店で☆

京都府京丹後市峰山町。すぐ近くには日本一短いアーケード商店街で、かつては『丹後の台所』と称されるほど栄えた大正時代発祥と伝わる老舗市場『御旅市場』があります。

現在はシャッターの閉まった店舗が多数ですが、鄙びた市場風情の残る場所。

そんな御旅市場にもほど近い場所にある、見るからに地元の人しか知らないであろう店構えの鮮魚店『たかた鮮魚』があります。

店主さんに聞くと、かつてこの界隈ではかなり繁盛したお店らしく、昔からの地元客に今も根強く支持されるお店。

鮮魚店と言いつつ、野菜など食品も販売する万屋的お店で、この時は肝心の鮮魚は見当たらず、店内にある生簀には来店した時間が遅かったせいか魚はありませんでした。普段地元の鮮魚を中心に販売されているようで、購入の際にはその日の鮮魚を電話で確認するのがベター。

ですが、お店の前で店主さんが今が旬、冬の味覚の王様とも称される松葉ガニの雌・セコガニをちょうど茹で上げようとする最中。聞くと、こちらは常連さんの予約分だそうで、この日のカニはこれのみ。

でしたが、少しぐらいなら分けられますよ、ということで運よく茹で立てをいただくことに。

竹籠に入ったセコガニを、店前に設置された大きな鉄鍋に投入。いつも茹でたものをスーパーで見かけることはあっても、こんなに大量のカニを茹でる場面に立ち会うのは恐らく初めて。

ちなみにこちらは松葉ガニの一大ブランドである『間人ガニ』のセコガニ。11月7日から漁が解禁になり水揚げされていますが、冬の日本海は荒れやすく漁に出られない日も増え、セコガニシーズンも突然終了することしばしば。なので、見つけたら即買いするのがオススメとか。実際、この日以前には数日漁に出られない日もあったそうです。

今年は比較的豊漁だそうで、この日のセコガニは1パイ800円。

で、茹で立てのセコガニをその日のうちにいただきました。中を割ってみると、見ただけでわかる鮮度や状態の良さ。味噌、内子&外子もしっかり入っていて、足部分も身が詰まっていました。

味も茹で立ての美味しさ格別。たまにスーパーで購入するカニの中には次亜塩素酸の味が残っているものもあったりしますが、それが一切なく、まさしくカニの甘みと旨味、風味の美味しさ。

つい最近、北海道でズワイガニの一種オオズワイガニが大量に水揚げされ、カニ価格に値崩れを発生させていると巷で話題ですが、間人ガニは海の京都が誇る冬の味覚。例年に比べ、お求めやすくなっていますので、ぜひこの時期にご賞味あれ!

詳細情報

店名:たかた鮮魚
場所:京都府京丹後市峰山町千歳663−2
電話:0772‐62‐0544
営業時間:7:00~18:00
定休日:不定休