【京都初詣】新年の縁起物「巳の大絵馬」に参拝できる神社3選をご紹介

大絵馬はその年の干支のご利益をより多く授かることができる縁起物です。巳年の本年は「巳の大絵馬」を掲げる神社に参拝して、ぜひとも良い一年を過ごしたいものです。今回はそんな大絵馬を掲げる神社3選をご紹介いたします。

目次

松尾大社の七摂社「月読神社」

まず一ヵ所目は松尾大社に七つある摂社の一つで安産守護の御社として信仰を集める「月読神社(つきよみじんじゃ)」です。

月読神社の大絵馬は、境内中央の舞殿に掲げられています。

月読神社の大絵馬はAR(拡張現実)の技術が使われ、絵馬のQRコードをスマートフォンのカメラで読み込むと、画面にお正月飾りや縁起物が表示されます。

迎春や干支のヘビなど、可愛いデザインの縁起物が画面いっぱいに現れます。

カメラで境内を見渡すとAR(拡張現実)の技術で現実には何もない空間に、あたかも文字や縁起物がその場にあるように表示されます。

縁起物に囲まれたような体験ができますので、ぜひ一度、月読神社の大絵馬にカメラを向けてみることをおすすめします。

国家鎮護の古廟「下鴨神社」

二ヵ所目は「下鴨神社」のご紹介です。
下鴨神社の正式名称は「賀茂御祖神社(かもみおやじんじゃ)」ですが、鴨川の流域に鎮座することから広く「下鴨神社」と親しまれ、世界遺産「古都京都の文化財」の一つにも登録されている京都を代表する古廟です。

下鴨神社の大絵馬は舞殿に掲げられていて、楼門を入ってすぐの真正面に出迎えてくれます。

下鴨神社の大絵馬は、「龍の画家」として著名な塩谷榮一画伯によって奉納されています。
木曽の檜を使用した大絵馬というキャンパスと、そこに描かれた白蛇の巳は芸術作品そのもので、間近で拝むと大きなご利益をいただけるパワーを感じます。

豊臣秀吉公を祀る「豊国神社」

最後は「豊国神社」の御紹介です。
豊国神社は豊臣秀吉公を祀る神社で「出世開運」「良縁成就」のご利益をいただける神社として崇敬されています。

豊国神社の絵馬は本殿のすぐ横に掲げられています。

豊国神社の大絵馬は京都女子大学・生活デザイン研究所「絵馬プロジェクト」の学生の皆さんが制作されたものです。

2016年の太閤まつりで酉年の干支を制作したのが始まりで、今回で9回目の大絵馬奉納となるそうです。
すでに豊国神社の風物詩となっていますので、ぜひこのまま干支が一回りも二回りしても制作が続く事を願います。

今回は以上の3選をご紹介しましたが、いかがでしたでしょうか?
この他にも京都には大絵馬を掲げる神社がたくさんあります。
お正月三が日には間に合わずとも、大絵馬の殆どは1月いっぱいは掲げられているので、ぜひ一度、大絵馬のご利益を授かりに足を運んでみてはいかがでしょうか?

基本情報・アクセス

月読神社

 ◇拝観時間
  ・9:00~16:00
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇所在地
  〒615-8296
  京都府京都市西京区松室山添町15
  tel.075-871-5016
 ◇電車
  ・阪急電車:松尾大社駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:松尾大社前より 徒歩8分
 ◇駐車場
  ・アリ

下鴨神社

 ◇参拝時間
  ・06:00~17:00
 ◇授与所
  ・09:00~17:00
 ◇拝観料
  ・参拝自由(無料)
 ◇所在地
  〒606-0807
  京都市左京区下鴨泉川町59
  tel:075-781-0010 fax:075-781-4722
 ◇電車
  ・京阪電車:出町柳駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:一本松より 徒歩5分
  ・京都市バス:御影橋より 徒歩5分
 ◇駐車場
  ・アリ

豊国神社

 ◇拝観時間
  ・9:00~16:30
 ◇拝観料
  ・無料
 ◇所在地
  〒605-0931
  京都府京都市東山区茶屋町530
  tel.075-561-3802
 ◇電車
  ・京阪:七条駅より 徒歩8分
 ◇バス
  ・京都市バス:博物館三十三間堂前より 徒歩5分
 ◇駐車場
  ・アリ