2024年3月20日 更新

【京都桜2024】卒業生を送る桜「春めき桜」が見頃を迎えています「成徳学舎」【京都花めぐり】

レトロな校舎が印象的な、京都市立下京中学校 成徳学舎。ソメイヨシノよりも少し早く咲く、「春めき桜」が見頃を迎えています(3月18日撮影)

癒しの桜が楽しめる人気スポット

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四条烏丸より南へ。高辻通室町の西に、レトロな校舎と、ピンクの桜が目を引きます。今年は寒さの影響で、開花が待たれましたが、3月16日頃に見頃を迎えたようです。
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2011年の校舎などの改修時に、春めき桜が植樹されました。
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成徳校舎は昭和6年に建築されたそうで、最近はあまり見なくなったように感じる、蔦の絡まる校舎が新鮮に感じます。アーチ形の窓は、当時は定番だったのでしょうか?今はとてもおしゃれに感じますが、懐かしい雰囲気も感じられ、とても素敵だと思います。
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春めき桜は、南足柄市発祥で、カンヒザクラとシナミザクラの交配種です。(2000年に品種登録)
咲きかけは紅く、開花するほど色が淡くなるのが特徴のようです。
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湿度が高くなると、独特の菜の花に爽やかな甘みを加えたような、優しい香りがすることから、目の不自由な方にも桜を楽しめると、注目を浴びているそうです。
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ソメイヨシノよりも色が濃く、河津桜よりも色が薄い。頬をほんのりと染めたような桜・・・と言う掲示をみて、そんな表現がピッタリな可愛い桜だと思いました。
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校舎西側にある青い扉です。こちらはちょっと新しく感じますが、良いアクセントになっていると思います。
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寒い日が続き、見頃を待ち焦がれていました。見頃の情報をご覧になってか?たくさんの方が、観に来られていました。特に海外の方が多く来られていて、ヨーロッパ系の方の姿を多く見かけました。

今回は下京区成徳学舎の春めき桜を紹介しました。近くへ行かれた際には、立ち寄られてはいかがでしょうか?
交通量が多い所ですので、気を付けて楽しめたらいいですね。

スポット情報

名称:京都市立下京中学校 成徳学舎
住所:京都市下京区繁昌町290
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