昭和の雰囲気そのままのこの界隈。千本日活の映画館があったり、まだあったのか!と昔お世話になったあんま屋さん(笑)
最近、この界隈がマイブーム。近代京都史の宝庫というか。
そして、今回行く焼肉店・江畑。こちらも古め。もうかれこれ、記憶にも薄れるくらい前に行ったくらいで、久々に(笑)
このあたりは昔、遊郭あったエリア。この近くにある老舗居酒屋「神馬(しんめ)」も同じように遊郭だった建物をリノベーションした店内。
こちらも、80年ほど前、廓(くるわ)の建物をリノベーション。最初は天ぷら屋、その後今の焼肉店になり、焼肉店としては創業40年ほど。
時代は変わり、客層もワールドワイドに。
こちらでは、カウンター席だと店員がお肉を焼いてくれます。珍しいですよね。それが印象的で江畑はカウンター!のイメージ強かったんですが、今回はグループで来たので座敷席。
座敷席って昔からありましたっけ?記憶になかったんですが(笑)て、相当昔になりますが(爆)
メニューはこれだけ。最近の焼肉店と比べると、わりとバリエーション少な目。
肉の部位でもいろいろ上やら特上やらランクわけしてる店もありますもんね。こちらはなし。
なので、それだけ自信ありなもの1本!てことなんですかね。
座敷席からカウンターを見ると、こんなかんじ。
カウンター席はかつての四番町、その後ろの座敷席は五番町ということで、ちょっとこの空間だけ独立してるような雰囲気でもあります。
そして、こちらには細切りユッケ的なものはありません。
肉厚!タンの刺身。甘醤油系のタレがいい。練りからしがたまりません。
鮮度に自信あり!ということで、刺身スタイルなんでしょうね~
タン塩。うっすら山椒がかかっています。ちょっと垣間見る京都風(笑)
ナムル。わりとしっかりめに味付け。ゴマ油感あまりなし。全般、ゴマ油感なかったですね。肉にしても。
わりと無造作に盛られてますが、いい肉であることは一目瞭然。ロース、バラ、天肉。
レア気味にいきます。店員さんも美味しく食べてもらいたいから、もういいですよ~とか声かけしてくれたり。座敷はカウンターとちがい、焼き方管理できませんからね店の人。
けっこうタレが濃厚。最近あっさりタレで牛脂を洗い流して中和させる、て路線もありますが、こちらはさらにコッテリといくぜ!というガッツリ派にはうれしいタレ。脂が美味い!
ロース激ウマだったんで、さらにロースにスポットをあてて追加。
横でニンニクも焼きちゃいますよ~栗みたいにホクホクと。そして、この焼き油が牛脂。徹底してます。アー最後この牛脂、飲むとかご飯にかけるとかすればよかったな(笑)
他、ビビンバやら注文もしつつ、どぼ漬けであっさり。さすが京都の老舗的なメニュー(笑)
あと、味噌汁の具材が意外とアサリで美味しかったことに驚き。
ポテトサラダ。コーンと卵リッチなシンプルなやつ。
ビール、チューハイやらそこそこ飲んで、会計一人5000円以下は驚きのコスパ!昔から変わらずの人気はそういうところにもあるんでしょうね。大満足!
ヨ~イヤサ~♪
■店舗名
焼肉江畑
■住所
京都府京都市上京区四番町148−1
■電話番号
075-463-8739
■営業時間
17:00~22:00(LO:21:30)
■定休日
水曜日
■禁煙・喫煙
全面喫煙可
■駐車場
有