名店なのに、ホント隠れ家的でひっそりとした雰囲気。こちらはもうすっかり全国的にも有名になってしまい、ミシュランでもいくつ星なんでしょうか。獲得したそうですね。そういうの、疎くてすいません(笑)
まあ、当然と言えば当然。一度来れば誰もが虜になるお店ですから。そして、ご主人の小川さんは名店「祇園 さヽ木」のご出身。もう間違いないでしょう。
そして、またもや伏見酒応援ということで蒼空を(笑)
店内はコの字というか、Uの字カウンター11席。こんなキャパだから予約取れないということもあるんでしょうが。致し方なし。
もうこの一皿で勝負あったかんじでした。ぐじ(甘鯛)の昆布締め。いままで、ぐじでこんな肉厚かつ旨み凝集、舌触りねっとりなのは後にも先にも食堂おがわのみ。ぐじというと割りと水っぽい魚ですが、見事なほど熟成が効いてました。
鴨ハム。実山椒や柚子こしょうがいいアクセント。ジューシーな仕上がり。タレがいい。
ふわふわ熱々の出汁巻きたまご。出汁たっぷり含んでて、時間おくとじんわりと染み出てくる。
でんぷん類を入れてない証拠。
まながつおの西京焼き。だったと思います(笑)この皮目に入った包丁の入れ方、プロ中のプロだなぁ~と。
生姜のかき揚げ。これはフレッシュ感もあり、なかなかいい!
終始、こんな感じでカウンター内でパフォーマンス。小川劇場です。そうすると、聴衆というか、カウンターに座る客は皆釘付け。で、もうたまらず同じものを注文。それが連鎖して広がるというパターン。そんなのが、お店にいる間何度か繰り返されました。皆が小川さんの料理を作る過程から食べるまで、ずっと魅了されてしまうというか。
あーまたがんばって予約電話入れるかな~
ヨ~イヤサ~♪