2018年11月2日 更新

【京都紅葉特集】穴場の「旧三井家下鴨別邸」でひっそりと秋の京都を楽しむ

知る人ぞ知る京都の穴場スポット、2016年に一般公開が始まった旧三井家下鴨別邸。秋の特別公開では、通常非公開の主屋二階を特別公開。二階からの庭園の眺めをお楽しみいただけます。

まだまだ穴場の旧三井家下鴨別邸

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世界遺産「下鴨神社(賀茂御祖神社)」のすぐ南に位置し、多くの観光客が利用する京阪電車「出町柳(でまちやなぎ)」駅から徒歩5分という場所にありながら、これまでほとんど知られることなくひっそりと佇んでいた「旧三井家下鴨別邸」。

それもそのはず。実はこの旧三井家下鴨別邸は、2年前 2016年の10月に一般公開を開始! 観光客はもちろん、京都市民ですらその存在を知る人が少ない隠れた観光名所として、ディープな京都ファンの間でジワジワと人気を高めています。
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大正14年に完成した、豪商・旧三井家の別邸(重文)。格調高い「玄関棟」に続く「主屋」は、南に広がる庭園と一体となった開放的な造りで、庭園には燈籠や巨石が配され、泉川から水を引いた瓢箪型の池が作られています。
特別公開期間は、11月15日(木)~12月4日(火)の間。期間中は休館日はありません。

この秋は、通常公開されている玄関棟および主屋一階・庭園に加えて、通常非公開の主屋二階を特別公開。二階からの庭園の眺めをお楽しみいただけます。

※特別公開期間外は通常公開(水曜休館)
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旧三井家下鴨別邸は一見すると一棟の大きな建物に見ますが、実は「主屋」「玄関棟」「茶室」の3棟からなっています。左より玄関棟、主屋、茶室となっており、それぞれ建てられた年代が異なり、主屋は木屋町から移築されたものになります。
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旧三井家下鴨別邸では、あんこたっぷり、皮はもちもちの「焼きもっちり」や京都マカロン、下鴨サブレ、可愛い小箱に入った金箔入り金平糖など、限定デザインのお土産もご用意しています。

明治大正時代のレトロ浪漫な世界に浸るもよし、豪商の思想に触れるもよし、また建築様式を学ぶも良し。様々な角度から楽しめる京都の新しい名所。秋の旧三井家下鴨別邸を存分に楽しんでください。

基本情報

名称:旧三井家下鴨別邸
住所:京都市左京区下鴨宮河町58-2
アクセス:
・京都駅から市バス205系統「葵橋西詰」下車徒歩約5分、
又は市バス4・17系統「出町柳駅前」下車徒歩約5分
・京都駅からJR奈良線「東福寺」駅で
京阪電車乗換「出町柳」駅下車、徒歩約5分

■特別公開
公開期間:平成30年11月15日(木)~12月4日(火)の毎日
      ※期間中は休館日なし
公開時間:9:00~17:00(16:30 受付終了)

見学料:一般600円、中高生400円、小学生300円 小学生未満は無料

■通常公開
開館時間:9:00~17:00 (16:30受付終了)
休館日:毎週水曜日及び12/29~31 ※水曜が祝日の場合はその翌日
見学料:大人 410円/中高生 300円/小学生 200円 

お問い合わせ:
旧三井家下鴨別邸 075-366-4321(9:00~17:00)
公式ページ: https://www.kyokanko.or.jp/mitsuike/
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