Kyotopiでもすでに名所をいくつもご紹介していますが、たぶん穴場なスポット?をご紹介します。
足利義満ゆかりの「鹿王院(ろくおういん)」
嵐電の駅名にもなっているので聞き馴染みがあるかと思いますが、案外訪れた事がないのでは?
私も地元に住んでいながら今まで未訪問でした。
鹿王院は、足利義満が開基、春屋妙葩が開山をした禅寺で、京都十刹第五の寺。
あまり飾り気のないひっそりとしたお寺なのですが、近年紅葉の穴場として知名度が上がっているようで、訪れる観光客も増えているとの事です。
私も地元に住んでいながら今まで未訪問でした。
鹿王院は、足利義満が開基、春屋妙葩が開山をした禅寺で、京都十刹第五の寺。
あまり飾り気のないひっそりとしたお寺なのですが、近年紅葉の穴場として知名度が上がっているようで、訪れる観光客も増えているとの事です。
見事なアーチと苔の造形美
山門をくぐると石畳の道に紅葉のアーチが。撮影時は天気が悪くいい色が出ていませんが、奥に伸びた参道の苔の緑色と紅葉の赤色のコントラストが見事でいきなり目も心も奪われます(こちらの見頃も11月末頃までのようです)。
日本最初の平庭式の枯山水庭園
奥に進むと玄関から客殿へ。客殿からは枯山水の庭が見渡せます。日本最初の平庭式の枯山水庭園といわれているそうで、手入れが行き届き広々とした庭に思わず息をのみます。
画像のように客殿では腰掛けて本庭を眺める事ができるので、つい時間を忘れて見入ってしまいそうです。
また客殿に掲げられている「鹿王院」の額は足利義満によって書かれたものと言われており、何とも趣があります。
本堂や舎利殿には重要文化財も貯蔵
本堂や舎利殿には足利義満像はじめ、貴重な仏像や掛け軸など重要文化財も貯蔵されており、それらも大変見応えがあります。 今ではなかなか珍しく柵などがないので、間近でじっくり見学できるのもうれしいです。
また入口でお願いすれば抹茶をいただく事も可能。壮大なお庭を見ながらおいしいお抹茶をいただけて何とも至福。器やお茶菓子のセンスも素晴らしいものでした。
その他女性のみですが宿坊の用意もあり、精進料理や朝のお勤めを体験できるとの事なので、興味ある女性は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
参拝者が増えているとはいえ、まだまだ素朴で質素が魅力の鹿王院。
たまには静寂に身を任せ日頃の雑踏から解放される…そんな時間を持つのもいいかも知れません。
その他女性のみですが宿坊の用意もあり、精進料理や朝のお勤めを体験できるとの事なので、興味ある女性は問い合わせてみてはいかがでしょうか。
参拝者が増えているとはいえ、まだまだ素朴で質素が魅力の鹿王院。
たまには静寂に身を任せ日頃の雑踏から解放される…そんな時間を持つのもいいかも知れません。
鹿王院への口コミ
舎利殿。この建物の形が好みです。絵に描きたくなるような…
— ぽっぺ (@papipupepoppe) November 21, 2015
中にも入れました♪ #鹿王院 pic.twitter.com/NpvGd35Toq
施設概要
- 住所
- 京都市右京区嵯峨北堀町24
- 電話番号
- 075-861-1645
- 参拝時間
- 9:00~17:00
- 参拝料
- 大人・400円、小・中学生・200円
- アクセス
- 嵐電鹿王院駅下車 徒歩約5分
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